続・フランスの生活インフラについて② ~水編~

こんにちは。

 

8月も相変わらず暑いですね。

こちらは全く雨が降らず、カラッカラです。

 

前回ブログ「カルキが厄介だ問題」を引き続きお伝えしていきます。

 

「水」とは関係ないのですが、

前述した洗濯について、追記します。

フランスでは洗濯機の設置場所が日本と異なると、色々なブロガーが言及していたため、私も便乗しておきます。

フランスの洗濯機の置き場所は様々です。

でも日本のようにお風呂場に設置、はまだ見たことないです。

うちは、壁を1枚隔てて冷蔵庫の隣です。

冷蔵庫の真隣に洗濯機っておうち、見たことあります。

うちは、ドラム式ではないので、こんな形。

 

 



そして動きが激しく、

最後の脱水の音は「ガタゴト」以上の

「ガダゴド」です。

「お、あいつフィナーレに向かってるな」と

わかるほどです。

それも、ガダゴドが過ぎるので、数mmから数cm後方へ動いています。

長い時間動いてるから仕方ないよね、と頑張って洗濯機を前に引っ張ります。

 

さて、ここからが本題です。

日本から持ってきた洗顔フォームがそろそろなくなりそうなので、1人で買いに行きました。

ちなみにこちらは、シャンプーやスキンケア用品はスーパーマーケットや薬局で買うのが一般的です。

(コスメのお店もあるけど、数少ない)

私が知っているフランス語の「顔」と「洗う」というなけなしの単語を携えて挑みました。

でも、探せど見つからず。

たまたま1つだけ「Facial Wash」って英語のものを見つけて、

「あぁ、この一帯が洗顔コーナーなのね」と思ったものの、なんだか私の思ってるものが見つからず…

その日は諦め、後日何も知らず日本でも知っているメーカーで「Facial Wash」を買いました。

 

硬水は、衣類にはもちろん、

人間にも影響します。

例えば「洗顔時」、硬水の中のミネラル分は、洗顔料に含まれる界面活性剤と反応を起こし、石鹸カスと呼ばれる物質が作られます。

その石鹸カスをしっかり洗い流せないと、

毛穴につまって肌荒れの原因となったり、  

肌に石鹸カスの膜ができて、肌がつっぱりやすくなり、洗いすぎると肌のバリアを傷付け、ひいては乾燥につながります。

 

「石鹸カス」、なんかイヤな名前ですね😓

  「せっけん垢」よりましかな😅‪‪💦‬

 

それを心得ているフランス人は、

極力水での洗顔を避けるため、拭き取りタイプのクレンジングや化粧水(ローション)で洗顔しています。

そう言えば、水っぽいボトルや、顔用のコットンがたくさん売ってたわー。

 

 

そりゃあ日本のような洗顔フォームはないわけですよ。

 

わたし、日本の名残で今でもダブル洗顔しています。それにより、私の肌は石鹸カスの分厚い層ができちゃっているんでしょうね😭

でも今のところ、毎日水で洗顔をしても問題ないです。「超鈍感肌」…

拭き取りタイプ、多少抵抗はありますが、いつか試してみたいと思います。

(でも、顔は水でバシャバシャ洗いたいよ)

 

調べたところ、

日本:

クレンジング→洗顔フォーム→化粧水→乳液→美容液→クリーム (大体ね)

フランス:

クレンジングミルクorローション(拭き取り)→化粧水(拭き取り)→クリーム

 

全然違いますね😳⁉️

 

そして、こんな洗顔用のタオルもあります。

(義母私物)

IKEAでも見かけた気がする。

 





 

また、石鹸カスのせいなんでしょうか。

湿度が低いことも相まって、全身の肌の乾燥も著明です。

潤い余りある4・5歳の子供も、ふくらはぎが粉吹いています。

私なんか、万年膝っ小僧が白い。

そんなこともあり、保湿剤がたくさん売っています。それも大容量。

髪の毛も同様で、乾燥してパサパサになりやすいため、フランスの美容師は

「洗髪は2~3日に1回を推奨します」と。

フランスはプロ仕様のシャンプーなど、ヘアケアも充実しています。


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(大きめの)スーパーのシャンプーコーナー

種類豊富で、お気に入りを見つけるまで、何年かかるかなぁ?

 

また、各家庭にだいたい食洗機があります。

これも、水で食器を洗うのを避けるためなのかなー。。。

 

飲み水についてですが、フランスの水道水は飲めます。

みんなゴクゴク飲んでいます。

最初のうちは、ちょっと重い?感じがして、2,3口飲んでは休み、をしていましたが、今では休みなくコップ1杯ゴキュっといけます。

子供も然り。

ちなみに日本に住んでいた時から浄水ポットのブリタを使っていて、フランスでも引き続き使っています。

ブリタはどんな水でも濾過して軟水に変えてくれます。

違いは歴然。子供も心なしかブリタの水のほうがグビグビいけます。

そして、ビックリしたことは、フランスではカートリッジが1ヶ月しかもたないのです。(日本は2ヶ月で交換)

仕様が違うからかもしれませんが、おそらく硬水を軟水に変えるには、それ相当の仕事量が必要なのでは?と、ブリタから学びました。

 

上記に対しての抜本的な解決方法は

①軟水に変える浄水器の取り付け

②軟水に変えるシャワーヘッドに替える

でも、そこまでしなくてもなぁ、、

 

でも、硬水が悪いことばかりではないんですよ!

硬水がもたらす良いことは…、

便通が良くなる(マグネシウムが豊富なため)→慣れるまでお腹が緩くなることも。

動脈硬化の予防(体内のカルシウムを補う)

肉の煮込み料理に最適(カルシウムが肉の臭みやアクを取ってくれる)

など。きっともっとあるんでしょうねー。

 

とにかくですね、「カルキが厄介だ問題」を掘り下げてみると、

それに見合った対処方法を取り入れれば、そこまで厄介じゃないんじゃないの?

ということになりました。

「郷に入っては」とにかく、相手をよく知ることが大事ですね。

そして、実践する。

それは、どんなことにも通ずる!!

 

以上で生活インフラの「水」についてはおしまい。

 

そろそろ新学期(9月1日)!

スーパーマーケットは文房具、推しに推しています✨


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