こんにちは。
日本もフランスも長い夏休みを終え、新学期ですね!
うちは近所の公立学校に決めました。
(リヨンにインターナショナルスクールは2校ありますが、学費や場所を考慮し断念しました。)
学校の話をする前に、
うちの子2人の簡単な紹介をさせてください。
うちは子供2人に、父親はフランス語、母親である私は日本語で話しかけています。
(夫婦間は英語と日本語)
2人とも、1歳から保育園に行っていたこともあり、日本語のみを話すようになりました。
日本にいる時、父親が話すフランス語には、2人とも「ポカーン」とすることが多く、
上の子(5歳)は人生で必要な
「食べる」・「テレビ」・「アイス」・「チョコレート」
などのフランス語の単語は理解していました。
下の子(4歳)は言語の発達がゆっくりで、4歳になって飛躍的に日本語を話せるようになりました。
渡仏して2ヶ月経った頃、
家族で集まりがあり、うちの4歳は遠方のいとこ達(10・9・5歳)に初めて会いました。
会食時、下の子が10歳のいとこのお姉ちゃんの隣りに座りました。
鳥の手羽元が振る舞われ、鶏肉好きな下の子は喜んでいました。
私と席が離れていたので、ふと子を見やると、、、
鶏肉がサーブされるや否や、手羽元の骨のところを握り、(マイクでいうと柄のところ)
隣りの10歳のお姉ちゃんの口元に、持っている手羽元をグイグイ押し付け、
日本語で「ここ食べて!」
と自分の嫌いな鶏皮を食べさせようとしていました。
10歳のお姉ちゃんは困惑して、私の方を見ていました。
慌てて4歳に止めさせ、お姉ちゃんに謝罪し、鶏肉を切り分けました。
「コイツ、生きていくチカラ、すごい…」
(まぁ、4歳ってこんな感じなんですよね)
5歳の方は、
今住んでいるのがフランスで、みんな言葉が違うことは理解しており、
子供なりに少しずつフランス語を取り入れています。
「プール」・「見て!」・「おうちで」「寒い」「暑い」など、日本語訛りのフレンチを話し始めています。
なので、言葉が通じない場所での学校生活ですが、4歳の子は全く、何も心配していません。
5歳は…色んなことが分かってきていて、
ちょっと心配かな💦💦
我が子ながら、2人とも全く人・場所見知りをしないのが強みです。
初めて会う人にも、親が指示したら何の躊躇もなく
「ハグ」や「ほっぺにチュー」をします。
(まぁ、4,5歳ってこんな感じですよね。)
きっと大丈夫😊😊😊✨
では、本題へ。
まずはフランスの学校のシステムです。
学校についても壮大な話になるので、初回は総論的なハナシです。
3歳から義務教育が始まります。
女性に関しては、産後10週までは産休があり、子供が3歳になるまで最長1年間を2回育児休暇を取得できます。
ただし、勤続年数なども関係しますが、最初の数ヶ月以降は育休手当はほぼないみたい。
なので、産後3ヶ月前後で職場復帰する人が多いようです。
そのため、生後3ヶ月から3歳までは保育園やベビーシッターに預け、
3歳からは(子供によっては2歳半)義務教育の幼稚園になります。
(フランスも待機児童がいっぱいいる模様)
学校のシステムは、日本式に置き換えると
3~5才(3年間) 幼稚園
6~10才(5年間) 小学校
11~14才(4年間) 中学校
15~17才(3年間) 高等学校
までが義務教育です。
そしてなにより大きく異なるのが、
学校の出席日数と滞在時間です。
まず、とにかく休みが多い!!
多すぎる!!
いや、日本が少ないのか??
まず、週休3日です。(水・土日)
そして、6週間学校行ったら、2週間休むサイクル。
年間のお休みは(9月開始で、)
10/22~11/6
12/18~1/2
2/5~19
4/9~23
7/8~8/31
わーん‼️休み多し。
何度も言う、休み多いよΣ(゚д゚;)
そして、3才から17才まで一貫して
学校の時間は8:20~16:45!
(学校によっては多少前後するかも)
とてもシンプルなのよ!
いわゆる小1問題とか、存在しません。
また、この時間より前後に学校へ預けたい場合は、
7:50~8:20・16:45~18:30は、
学校の先生ではなく外部の方が、子供たちの面倒を見てくれます。
また、水曜日は学校自体お休みなのですが、
希望者は、外部の会社が午前中に課外活動をしてくれます。
コレは世帯収入によって費用が変わるのですが、様々なアクティビティができるようです。
まだ未体験なので、後日説明するとして、
学校の先生も週休3日&とんでもなく休み多い、ってことです。
長期休みも然りで、
休み中も課外活動を申し込んでおくのが一般的なようです。
なんだか、日本人にはさっぱり分からないシステムですよね💦
あとは、昼食を学校の食堂で食べるか、自宅で食べるか選べます。
幼稚園なら、自宅で昼寝をするか否かも選べます。
今我が家では、自宅で昼食をとっているので、
12時頃学校に迎えに行って、
14時頃また送って、
16:45にまた学校に迎えに行く。
子供が慣れてきたら、食堂での昼食に替えるつもりです。
それにしても、この学校のシステムで
フランス女性の就業率80%以上って、会社や家族の関係が良好であることが前提で、
それにベビーシッターなどのサービスが充実しているから成立するのだと、思います。
日本の今の働き方だと、この学校の休みと上手く付き合えるか甚だギモンです。
だって、全児童や生徒分の学童保育を確保しないといけない。
とにもかくにも、
学校が始まりました〜😁✨
上の子 作:闘うママ
同 作:子が運転する消防車
なんで、子供の絵って世界共通で似ているんですかね🤔
そして、無条件でカワイイ💓