こんにちは。
9月も中旬。
今年のリヨンの夏は、
急にやって来た熱波が10日間くらいであっとゆーまに過ぎ去りました。
今年の夏、過ごしやすく良すぎました。
日本の残暑、お気の毒です。
そして、今まさにフランスでラグビーワールドカップが開催されてますね🏈🏉
初戦はアノ!ニュージーランドに勝利して、周りのアパートから歓声が聞こえました。
フランスでは、選手村は「城」が多いんだそう。部屋数が多くて、庭も広く空間がたっぷりで、理にかなってるんだそう。
フランスならでは!
そして、リヨン中心の大きな駅で発見した、フランスでは珍しい顔抜き写真👀!
この写真、フランスのラグビー選手かと思いきや、
鉄道会社(SNCF)のスタッフ……
このナゾの勇気を讃えたい。
(※追記; 真ん中の男性は、有名なラグビー選手なんだそうです。)
今回は、壮大で抽象的で、
“まだまだときめく話題”の「多様性」について私見を述べていきます。
今回も前回同様、1年のフィードバックを織り交ぜて行きます。
8月末、夫の叔父の70歳の誕生日を祝うため、親戚一同が泊まりがけで集まり、
私も一家で参加して来ました。
総勢20人以上。
ワインで有名なボジョレーで、楽しい時間を過ごしました。
ボジョレーのブドウ畑。(リヨンから車で1時間弱)
ブドウって、こんなに背が低いの。
(推定、80-90cm)
その中には、夫の親族のパートナーや彼氏・彼女とその連れ子も参加。
宗教を信仰する人、同性愛カップル、
ゲイの人、私(海外からの移民)など、
日本から見たら「多様性」に富んだメンバーだと思います。(←ココが超ポイント)
更にその中でも、
元パートナーと別れ、共同親権のもと、
1週間毎に子供を見ている人、そしてその子供や、
独身の人、子供がいない夫婦、法律婚、
事実婚、会社員、フリーランス、リタイアした人など状況も様々です。
結論から言うと、
「多様性の定義は、生まれ育った環境に大きく影響される。
⑭フランスの多様性は、
(日本とは)もはやレベチ!
(レベルが違いすぎるくらい、進んでいる)」
噛み砕いて言うと、
親や祖父母の代(かもっと前)から、
・周りに移民がいる
・性差別が少ない(例:女性の就業率、男女の家事や育児の比率)
・「全てが平等である」と教育を受ける
ということが、「生まれ育った環境」に挙げられます。
夫の祖母も、初対面の私にとても友好的に接してくれました。
私の国際結婚について、私の日本の家族や
友人に否定的な人はいませんが、
他界した祖父母や高齢の親戚は、どんな反応をしたかな、と考えることがあります。
そもそも、フランス人は国際結婚について、家族の反応を「考える」なんて、しないのかもしれません。
特に日本では「多様性」を語る際、
よくLGBTQが引き合いに出されますが、
フランスの観点からいくと、とても違和感があります。
多様性って、そんな限局的なものではなくって、もっともっと広いですよね。
見た目はもちろんのこと、年齢や性別、
職業や収入、障害の有無など、
全てを引っくるめて「多様性」なのかなぁ、と思います。
というか、フランスは個人主義なので、
そもそも相手が“どんな人か”や“多様性”なんて、
「気にしていない」
というのが、正解なのかもしれませんが…😂
では、諸外国に比べて移民の少ない日本は、多様性を深めるためにはどうしたらいいのか。
私が20代前半に、同い年の友人に言われた、とても印象深くかつ説得力のある言葉。
それは、
「年齢や性別なんて関係なく、
とにかくたくさん人と話す!話を聞く!
彼らの話は自分の人生を豊かにするから!」
今でも、この言葉をココロに携え、振る舞うようにしています。
なので、ちょっと知り合いになったら、
先入観を持たず、ただ傾聴。
色々な垣根を越えて、対話することで、
「いろんな人がいるもんだなぁ!」
と知ることができます。
人間の心理として、共通事項を探して共感し合いたい、という気持ちが生まれますが、
共通事項がなさそうな人とも、話す。
それでも、なんらかの気付きは生まれます。
まぁ、でも根底にあるのは、その人に興味を持つってことが1番大事なのかな。
「個」が尊重される現代社会、
私の考えを強要するつもりもなく、
又、やみくもに他人と話そう、という意図でもありませんが、
結局詰まるところは、「無関心」でいるよりは、コミュニケーションを取る、ってことに尽きるのかと思います。
ホント、フランス人って、知り合いだろうがなかろうが、よくしゃべるもん。
私の子供には、
日本の規律性や思いやり、
フランスの自由さと多様性、どちらも知ってほしいと願っています。
そして、私だってまだまだ成長中。
良いところ・ステキなところは、たくさん吸収して、人生をもっと豊かにしていきたいです。
ではでは、
あ!!!!嬉しいニュースが!
先日、「2年」の滞在許可証(ビザ)を手に致しました✨😆👍🥹🫶🏻💖
かかった期間約5ヶ月!悪くない!!!
あ、そう言えば、
子供のパスポートの更新をしました。
二重国籍で、夫がフランスのパスポートも取らせたいとのことで、それぞれ申請したところ、
手続き完了に要する日数は、
日本:1週間(フランスでも日本国内でも)
フランス:2ヶ月
アレ?日本の方が、フランスより人口多いよね!なんて、思わないようにします。
パスポートで2ヶ月だから、ビザに5ヶ月は
良い結果だと思います。
(ちなみにフランス人が日本のビザ更新をする場合は1~1.5ヶ月)
日本もフランスも、どんなシステムなのか???と思わざるを得ません。
でもでも、これで晴れて堂々とフランスに居られるので、良かったよね♥️
次は5年(あわよくば10年)ビザ、欲しいな😍!