「多様性」について、私の見解

こんにちは。

 

9月も中旬。

今年のリヨンの夏は、

急にやって来た熱波が10日間くらいであっとゆーまに過ぎ去りました。

今年の夏、過ごしやすく良すぎました。

日本の残暑、お気の毒です。

 

そして、今まさにフランスでラグビーワールドカップが開催されてますね🏈🏉

初戦はアノ!ニュージーランドに勝利して、周りのアパートから歓声が聞こえました。

フランスでは、選手村は「城」が多いんだそう。部屋数が多くて、庭も広く空間がたっぷりで、理にかなってるんだそう。

フランスならでは!

 

そして、リヨン中心の大きな駅で発見した、フランスでは珍しい顔抜き写真👀!


f:id:YuzuMitsuko:20230921154054j:image

この写真、フランスのラグビー選手かと思いきや、

鉄道会社(SNCF)のスタッフ……

このナゾの勇気を讃えたい。

(※追記; 真ん中の男性は、有名なラグビー選手なんだそうです。)

 

今回は、壮大で抽象的で、

“まだまだときめく話題”の「多様性」について私見を述べていきます。

今回も前回同様、1年のフィードバックを織り交ぜて行きます。

 

8月末、夫の叔父の70歳の誕生日を祝うため、親戚一同が泊まりがけで集まり、

私も一家で参加して来ました。

総勢20人以上。

ワインで有名なボジョレーで、楽しい時間を過ごしました。


f:id:YuzuMitsuko:20230918155407j:image

ボジョレーのブドウ畑。(リヨンから車で1時間弱)


f:id:YuzuMitsuko:20230918155440j:image

ブドウって、こんなに背が低いの。

(推定、80-90cm)



 

 

 

その中には、夫の親族のパートナーや彼氏・彼女とその連れ子も参加。

宗教を信仰する人、同性愛カップル、

ゲイの人、私(海外からの移民)など、

 

日本から見たら「多様性」に富んだメンバーだと思います。(←ココが超ポイント)

 

更にその中でも、

元パートナーと別れ、共同親権のもと、

1週間毎に子供を見ている人、そしてその子供や、

独身の人、子供がいない夫婦、法律婚、

事実婚、会社員、フリーランス、リタイアした人など状況も様々です。

 

結論から言うと、

「多様性の定義は、生まれ育った環境に大きく影響される。

⑭フランスの多様性は、

(日本とは)もはやレベチ!

(レベルが違いすぎるくらい、進んでいる)」

 

噛み砕いて言うと、

親や祖父母の代(かもっと前)から、

・周りに移民がいる

・性差別が少ない(例:女性の就業率、男女の家事や育児の比率)

・「全てが平等である」と教育を受ける

ということが、「生まれ育った環境」に挙げられます。

 

夫の祖母も、初対面の私にとても友好的に接してくれました。

 

私の国際結婚について、私の日本の家族や

友人に否定的な人はいませんが、

他界した祖父母や高齢の親戚は、どんな反応をしたかな、と考えることがあります。

 

そもそも、フランス人は国際結婚について、家族の反応を「考える」なんて、しないのかもしれません。

 

特に日本では「多様性」を語る際、

よくLGBTQが引き合いに出されますが、

フランスの観点からいくと、とても違和感があります。

多様性って、そんな限局的なものではなくって、もっともっと広いですよね。

 

見た目はもちろんのこと、年齢や性別、

職業や収入、障害の有無など、

全てを引っくるめて「多様性」なのかなぁ、と思います。

 

というか、フランスは個人主義なので、

そもそも相手が“どんな人か”や“多様性”なんて、

「気にしていない」

というのが、正解なのかもしれませんが…😂

 

では、諸外国に比べて移民の少ない日本は、多様性を深めるためにはどうしたらいいのか。

 

私が20代前半に、同い年の友人に言われた、とても印象深くかつ説得力のある言葉。

それは、

「年齢や性別なんて関係なく、

とにかくたくさん人と話す!話を聞く!

彼らの話は自分の人生を豊かにするから!」

 

今でも、この言葉をココロに携え、振る舞うようにしています。

 

なので、ちょっと知り合いになったら、

先入観を持たず、ただ傾聴。

色々な垣根を越えて、対話することで、

「いろんな人がいるもんだなぁ!」

と知ることができます。

 

人間の心理として、共通事項を探して共感し合いたい、という気持ちが生まれますが、

共通事項がなさそうな人とも、話す。

それでも、なんらかの気付きは生まれます。

 

まぁ、でも根底にあるのは、その人に興味を持つってことが1番大事なのかな。

 

「個」が尊重される現代社会、

私の考えを強要するつもりもなく、

又、やみくもに他人と話そう、という意図でもありませんが、

結局詰まるところは、「無関心」でいるよりは、コミュニケーションを取る、ってことに尽きるのかと思います。

 

ホント、フランス人って、知り合いだろうがなかろうが、よくしゃべるもん。

 

私の子供には、

日本の規律性や思いやり、

フランスの自由さと多様性、どちらも知ってほしいと願っています。

そして、私だってまだまだ成長中。

良いところ・ステキなところは、たくさん吸収して、人生をもっと豊かにしていきたいです。

 

ではでは、

あ!!!!嬉しいニュースが!

先日、「2年」の滞在許可証(ビザ)を手に致しました✨😆👍🥹🫶🏻💖

かかった期間約5ヶ月!悪くない!!!

 

あ、そう言えば、

子供のパスポートの更新をしました。

二重国籍で、夫がフランスのパスポートも取らせたいとのことで、それぞれ申請したところ、

手続き完了に要する日数は、

日本:1週間(フランスでも日本国内でも)

フランス:2ヶ月

 

アレ?日本の方が、フランスより人口多いよね!なんて、思わないようにします。

 

パスポートで2ヶ月だから、ビザに5ヶ月は

良い結果だと思います。

(ちなみにフランス人が日本のビザ更新をする場合は1~1.5ヶ月)

 

日本もフランスも、どんなシステムなのか???と思わざるを得ません。

 

でもでも、これで晴れて堂々とフランスに居られるので、良かったよね♥️

次は5年(あわよくば10年)ビザ、欲しいな😍!