フランス人はMODE(ファッション)を気にしていない説

こんにちは!

 

挑発的なタイトル、大変失礼致します。

 

「フランス、フランス人=オシャレなイメージ」

の数式は私や周りの知人には定着しています。

 

今回は、リヨンの人々のファッションについて私見をしたためて参ります。

 

リヨンは連日天気良好です。(雨季は秋頃)

それも、毎日雲1つない真っ青な空です。

私のヨーロッパの夏のイメージそのものです。

 

先週あたりから、ジワジワ暑くなってきています。

異常気象のためか、ここ数年の南ヨーロッパの夏は40℃越えは当たり前になってきているようですね。

それでも、引越し前に夫から、

「日本より湿度が低いから、カラッとしていてそこまで暑くないよ」というので、あまり気負わず夏に臨んだのですが…

「暑いもんは暑いわよ!!」

日差しって身体の隅々まで差し込むんですね。それを1番実感するのが、「耳」です。

日差しが強くて暑すぎて、

「嗚呼、耳が燃えている…😭」を体感しています。

 

リヨンに来てから、

「こっちはショートパンツやショート丈のワンピースが流行ってるんだなー」

と思うほど、10~90代(推定)の老若女はこぞってコレを着ています。

 

私は洋服のセンスがなく、自信もないので、服屋で服を見ていても

「この人、ダサいなー」

「うちの店の服、買う気?」

と店員に思われてそうで、長居できずそそくさと出てきてしまいます。いつもオシャレな人に気後れしちゃうんですよね。

それゆえ流行にも鈍感で、街ゆく着飾る女性を見て今の流行を知る、って感じです。

 

私は子供と公園で走ったり遊んだりするため、普段パンツしか履かないので、

「そういえば、ワンピース全部処分しちゃったな」

「暑いけど、パンツ以外の選択肢ないんだよなぁ」と夏の服装について回想していたら、

 

「そうだよ!夏のパンツは暑いんだよ」

「ハッ!!!だからみんな暑いからできるだけ丈の短いパンツか風通しのいいワンピースを選んでるんだ!」

 

リヨンの人々は流行とか関係なく、

「ただ単に季節に応じた服を(それぞれがオシャレ心を加えて)着ている」だけなんだと至極当然のことに気付きました。

 

そこを結び付けられると、今まで自分がいかに固定概念で服を選んでいたのかがよく分かります。

例えば、“ パンツは長いもの”、

“ スカートは走りにくいもの”、

“ 足をあらわにするショートパンツは恥ずかしい”、など。

 

そう考えると、動きやすさと暑さ対策のいいとこ取りのショートパンツ、とても理にかなっています。

ので、早速取り入れてみました。

「これ、ええやん!!」です。

(関西弁って、表現を強調したいときにとってもしっくりきます。)

 

さらに暑さ対策の集大成と言えば、

「スポーツブラ+短パン」です。

この組み合わせ、よく見かけます。

“ 今ランニングしてた”、とかじゃなく

この組み合わせに小さめのバッグを合わせたりしています。

身に纏う布を最小限に削ぎ落としたら、これが最終形になるだろうと思います。

そのため、何人もの「スポーツジムのインストラクター」が街を闊歩している姿が、日本人から見るリヨンの夏の風物詩と言えるかもしれません。

 

また、足元に関しては、

ぺたんこサンダルかスニーカーの2択と言っていいでしょう。

ヒールを履いている人は滅多に見かけません。

 

男性のファッションは、

「Tシャツ」+「ハーフパンツ」+「スニーカー」が圧倒的に多いです。

 

でも中には、男女ともに雑誌から飛び出してきたようなとってもステキな方も見かけます。

 

推察:

フランス人は流行うんぬんではなく、みんな季節や気温に応じた服装を好きなように着ているだけ。

結論:

自分が「気持ちがいい」と思う好きなものを着ればいいのよ。

 

余談ですが、

日本の10代~20代でよく見かける

「短めトップスorTシャツIN」+「ハイウェストのストレートパンツ」の組み合わせ、


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私にはかつて似たような格好をしていたなぁ、と郷愁を誘われますが、

この組み合わせ、リヨンの若者女子でもよく見かけます。(でもトップスは布面積が限りなく少ない)



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ふと机を見ると、ひらがな勉強中の子供が無造作に置いていた文字。

なんかこんな言葉ありそう…