自転車のおはなし

Bonjour!

リヨンにも遅すぎる春が

やっと、やっと、やっとやって来ました!

リヨンの気候や気温は、日本と大差ないらしいのですが、

地球温暖化の原因で、こちらに長く住んでいる人曰く、それはそれはとても寒い4月5月だったようです。

平均して、朝が10℃、午後が18℃くらいがずーっと続いていたので、

通勤、通学時は暖かいアウターは必須でした。

 

でも、その間に25℃くらいの暖かい日が

何日かありました。

それまで厚手のコートを着ていた若者女子たちが、

まるで示し合わせたかのように、

こぞってお腹が見えるキャミソールを着ていました。

流行もあるようですが、

「この日差しと気温を待ってたのよ〜」

と言わんばかりの衣替えです。

むしろ、「念の為暖かくなったら」、を想定して、毎日アウターの下にはソレを着てたのかしらね?

まぁ、ついに日の目を見たであろうキャミソールが、街中に溢れていました。

 

衣替えと言えば、長袖から半袖を経て、

袖ナシに移行する型にハマった私には、

ちょっと戸惑ってしまいました。

※ちなみに、こちらのユニクロのブラ付きキャミソールは、おへそが出る短めタイプも販売中😂

 

去年の夏は干ばつでカラッカラでしたが、

今年はこれから一気に暑くなるんでしょうか。。。

各地で異常気象が続いていますね。

 

さてさて、

もうすぐリヨンに来て1年が経ちますが、

結局車はまだ買っていません…

なんせオートマ車の台数が無さすぎて。

不便は不便だけど、まぁなんとかなってるんですよねー。

だから、こちらも本気で探してないのが現状です…。

 

そんなわけで、

我が家の大事な交通手段である、

愛車を紹介します✨

じゃーん!
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冬に撮った写真で、落ち葉がすごいね…

荷台に子供2人を乗せていますが、

上の子にはもうキツそうで、

ヘルメットを被ると頭が天井にスレスレ。

それにもう1台、夫の友人から譲り受けた

自転車で、家族4人移動しています。

 

うちの自転車はとてもベーシックで安価なやつ。

 

 

進化系はコチラ!
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よく見かけるコレは、後ろに2人掛け。

向き合って乗っている兄弟姉妹をよく見かけます。



もしくはこちら!

雨避けが付いてて、便利!

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そして、前から購入を検討し、迷っていた

電動のキックボードを、

通勤用にと先日ツイに購入しました。

 

それが、コレ!!


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軽さとコンパクトさを重視して選びました。f:id:YuzuMitsuko:20230524204221j:image

最大速度25km/h, 重量9.5kgです。

 

私が購入したものは、

車体が軽い分、速度はあまり出ず、

また段差への昇降がやや不安定、という欠点があります。

予め口コミで調べ、知っていました。

 

フランスの電動キックボードの法定速度は時速25kmです。

でも、もっと重たいものは45km/hくらい

出ます。そんなの、恐ろしや、、、

(重さはだいたい15kg前後が主流)

 

さて、乗り心地ですが。。。

段差への不安定さは、安定してます😭

自転車レーンに一定間隔で地面に書かれている自転車マーク「🚲」、

あれを踏むだけで、ガタっ、てします。

言うなれば、横断歩道の白い部分でも、

手に振動が伝わるくらい不安定です(泣)

 

しかも!

ロードバイクなら25km/時なんて、軽く出るでしょう。

そのため、ビュンビュン走る自転車が怖くて怖くて、、、

 

買ってすぐ、通勤時に乗ってみたのですが、

もうガタってする度に怖くて。

我が家にある、重たい自転車で1度通勤した時は家から30分でしたが、

電動キックボードだと40分+恐怖😱😨💧

 

ひとまず近所への買い物で、運転操作に慣れ、

今より風が気持ちいい気候になったら、

たまーにキックボードで通勤してみよう!

こぼれ話集

Bonjour! 

 

今回は、トピックを立てて話すまでもないけど、ちょっと言いたいな、

っていう小話をいくつか紹介していきます。

 

まず、コレどうですか??
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来年に迫ったパリオリンピック・パラリンピックの公式マスコットです。
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なんてゆーか、こういうのって、なんか似ちゃうんですかね。 

悪目立ちしてもいけないし、地味すぎてもいけない、ってなると、

こういう抽象的なデザインにならざるを得ないのかな…🤔💭

 

【表示の絵】

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↑電気盤?のスティッカー。臨場感あります!

自宅のアパートにあるなんてことない、注意喚起をする絵ですが、

よく見てみると、、、

「服着てる!!」

「しかもなんかフォーマル!!」

 

【電車】

(狭義の意味で)リヨン市内は、

1~9区まであり、広さは約50km2、

人口は50万人です。

東京で考えると、江戸川区か練馬区が同等の広さです。

ただ、それぞれ人口は70万人くらいなので、

リヨンがコンパクトだと分かります。

さて、わたしは通勤で地下鉄を使っています。

ラッシュの時間帯は、山手線並に2,3分おきに次の電車が来ます。

頻繁に来ることは分かっている。

が、今来た電車にどうしても乗り込みたい心理が働いてしまい、若干強引に乗り込むと

「そんなに押すなよ💢」

みたいな顔をされます。

私からしたら、もっとみんな奥に詰めてくれよ。

そしたら、ドア付近にスペース空くじゃん!

って思っちゃうんだけど、

そもそも東京と人口密度が違うから、

混雑時の車内の人との距離の感覚がかけ離れているんですよね。

 

日本の都市部の満員電車って、

改めて考えてみると

「アレって恐ろしいんだな…」

だと思えてしまうようになりました。

 

【呼称】

今働いている職場では、

上司や同僚を下の名前で呼び合っています。

フランスに限らず欧米、いや日本以外?は

そうなのかな。

なんで日本って苗字で呼び合うんですかね?

ネットで調べたけど、よく分からず。

私はやっぱり、下の名前で呼ばれる方がいいな。

でも、フランスは移民の国で名前にも色々なルーツがある、

かつ子音の発音も違うので、

なかなか私の名前が正しく呼ばれることは少ないです。

(それは、義理の家族でも。)

まぁ、訂正しなくてもいっか、と思ってるんだけど、

中には、

「なんて発音するの??」と聞いてくれる人もいて、

きっとその人が自然と正しい呼び方を広めてくれたようで、

職場では今は日本にいる時と違和感ない発音で呼ばれています。

 

【モノの扱い方】

フランス人は物を大事にする、って聞いた事があります。

他のお宅でも、少し欠けたお皿を使っているのを見かけます。

私は日本でも、少し欠けてしまったお皿を使うこともあったけど、

来客時にはそれは使わないようにしてました。

が、フランスの(大衆的な)レストランで、

欠けたお皿で出てきたことあります。

 

日本人は、見栄っ張りなんですかね。

それとも、フランス人が大雑把なのかな。

 

【マルチリンガル】

職場は多国籍で、9カ国の国の人がいます。

(総スタッフ20~25人)

3ヶ国語が話せる人が5,6人います。

2ヶ国語を話す人は、4,5人。

※ここでの「話せる」は、日常会話ができるを指します。

 

もちろん、環境や立地の違いが大きく影響するのは明らかですが、

日本が「他言語を流暢に話せる人」を

特別視しすぎているなぁ、と思います。

(特に発音に注目しすぎ!!)

単一言語をディスってるわけではなく、

多言語に対して敏感すぎるなぁ、という印象です。

 

今、フランス語を勉強していて思うことは、

母国語に何らかの関係がある言語を勉強しときゃー、よかったな。

日本語の強みは、漢字が読めること。

この強みを有利に使って、

中国語を勉強しておけば、フランス語よりは取っ付きにくくなかったなぁ、と最近よく思うのです。

(ただ、発音や文法が違うので、そこで挫折しちゃうかもしれないけど)

 

あと、今更ですが、日本語って

「未来形の文法」ってないんですね!

「雨が降るでしょう」くらいのやんわり構文くらい。

フランス語は未来形でも大きく分けて2種類あります。

 

未来形がないって、他の言語からしてみると、

「すごく変」

なんだそうです。

 

以上です。

でもなんか、もっと思ったことがあった気がする…

思い出したら、また書きます😁✨

 

読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♀️

 

でびゅー de 歯医者さん

こんにちは。

 

昨日、初めて歯医者さんに行ってきました。

昨日の出来事を忘れないうちにしたためていきますよ。

 

数日前、奥歯が欠けているのに気が付きました。

それもその歯全体のうち、4割くらいが忽然となくなっていました。

誤って飲み込むには、割と大きめなので、気付きそうですが…

ただ、その歯はいわくつきだったので、

「あー、やっぱりそうかー」と驚きは少なったです。

 

渡仏する前に、日本でかなり計画的に歯科受診をしていました。

よく、海外在住の人が

「歯科は保険がカバーしないから、べらぼうに高い」

という噂を信じて、

虫歯はしっかり治療+お口のお掃除は念入りにして行きました。

 

日本の歯科は日々進歩してますねー。

私が小さい頃にはなかったのですが、

撮影したレントゲンと歯の写真を、

診察台から医師と一緒に眺め、説明してもらいながら確認しました。

 

今回欠けた歯は、素人の私が見ても分かるほど、黒い虫歯部分がありました。

ただ、ソノ歯はその時点で全く痛みがないので、

痛みが出るまで治療はせず、保存すると医師から言われました。

 

でももしフランスに行ってから、

急に痛み出してもイヤなので、出来れば治療をして欲しいと食い下がってみたものの、

治療するなら神経を取らなきゃいけないかもしれないので、時間がかかるとのこと。

今は(昔も?)、出来るだけ歯を削らない方針のようです。

 

なので念には念を、と、

セカンドオピニオンとして、別の歯医者に行きましたが、全く同じ回答だったため、

いつか悪さをするかもしれない虫歯を抱えながら、フランスにやって来たのです。

 

そしたら、ごっそり欠けちゃった。

でも、やっぱり痛くないんです。

しかし、かなり大きな穴が開いてしまい、

モノが詰まる、詰まる。

 

これは治療しないといけない「欠け」だったので、歯科医探しが始まりました。

こちらでは、やはりオンライン予約が主流で、専用アプリから予約をします。

 

現在4月中旬です。(4/19)

色々な歯科医を検索しても、

最短で取れる予約が、

「5月末」か「6月アタマ」しかなく😭

先日述べた、医師不足が垣間見えます。

 

上司や同僚に相談したら、

同一のおすすめの歯科医がいるから、

上司らの名前を言って電話で予約した方がスムーズだ、とのアドバイスを貰いました。

 

再度、その専用アプリでオススメ医師を検索すると、

なんと翌日にたった1枠ピンポイントで

空きがあるではありませんか!!!!!

しかも、その日は私の定休日🤣

 

電話することもなく、いざ診察へ。

フランスのクリニックは、それぞれが独立しているのではなく、

同じフロアに他のクリニックが混在していることが多いので、

予約のタイミングが合えば、効率よく他科受診も可能です。

 

受け付けで、保険証を提示して、

電話番号などをひと通り聞かれ待合室で待ちます。

この保険証は国民皆保険で、前述した3割の任意保険の保険証も持参すると、

「自動的に連動されているから、提示は不要」

と言われた(気がする)。。。

 

待合室に歯科医がお迎えに来てくれて、

診察室へ。

あらかじめ、夫に協力を得て

「フランス語苦手」

「事情説明」

「重要事項は紙に書いて」

をフランス語でまとめて、それを医師に見せました。

(薬局で買い物する時も、この手法を用います。お互いストレスフリー😊)

その医師は英語を話せたので、助かりました。

 

診察室は、机と椅子の横に

1段高くなった所に診察台がありました。

助手はおらず、口をゆすぐ水の台はありません。

早速診察。

痛みがないのがやはりポイントのようで、

詰め物をしておしまいでした。(今回で終了)

治療時間、15分。

ただ、また取れてしまう可能性があるので、

その際は銀の被せ物(クラウン)を付ける必要がある、と

Google翻訳で書いて見せてくれました。

 

治療後、口をゆすぎたかったな…

 

終わった後、お礼の意味で、

「私の職場の人が、ココを薦めてくれたんです」と伝えたのですが、

「少なくとも1年に1回は通ってください」と言われました。

はて????

 

私の解釈ですが、

フランスは医師不足で、多忙を避けるため、医師は安易に患者のかかりつけ医になりたがりません。

だから、

「年イチでその都度予約取って来てね

(君のかかりつけ医ではないよ)」

という意味だったのではないのかなー。

帰宅後夫に話すと、彼もそのように思ったようです。

 

何故かと言うと、

昨年、子供が喘息発作を起こし、

友人から聞いたオススメ医師にダメ元で電話したら、なんとか翌日に診察してもらえることがありました。

かかりつけ医が見つかった、と安堵したものの、

受診後、そのオススメ医師から、

「もう1度受診した時に、(初めて)あなたを登録します」

と言われました。

「登録する」=「正式にかかりつけ医になる」

 

この方程式、その後こどもが健康なので、

まだ成立していません(泣)

 

まぁ、とにかく歯の穴が埋まって万々歳🙌🏻

ただ、受診料が約60ユーロとややお高め。

 

とにかく、私のフランスでの患者デビューは

つつがなく終わりました。

 

別の機会では、

フランスの美容院についても書いていきます。

 

ではでは、良い1日を🇯🇵🇫🇷

フランス おしごと に ついて ~序章~

こんにちは。

 

リヨンも春めいてまいりました。

時々単体の桜や梅の木を見かけ、

誰が植えたんだろう、と思ったりします。

 

朝晩の寒暖差があるので、

朝はまだ冬の防寒具の人もいますが、

ひとたび午後になると、ノースリーブを着ている人もいて、(と言ってもまだ、15℃前後)

服選びが難しい季節でもあります。

 

前々回、フランスの医療制度について書きましたが、

実際、わたしがまだ医者に診てもらったことがなく、想像でしか書けないため、

今後その辺の知識を携えてから、いつか改めて後編を書こうと思います。

 

さてさて、オシゴトのはなし!

 

まず開口一番で言いたいことは、

 

「日本で働く海外の方々、本当に尊敬します🙇🏻‍♀️՞👏👏👏」

 

広義の意味で、「出身国以外で働く海外の方々」も含めて、ですよ✨

 

例えば、日本のコンビニで働く海外の方について。

フランスに来る前は、

「日本語、上手だなー」くらいにしか思ってなかったですが、

 

今は、「毎会計時に敬意の念からチップを払いたい」、

と本気でそう思っています!!

 

コンビニで働いたことはないのですが、

昨今のコンビニのサービスは多岐にわたり、

単純に「覚えることが多そう」「大変そう」という印象です。

例えば、「収入印紙」「粗大ゴミ処理券」なんて、頻出低めそうなモノだけど、

それにも対応しなければいけないし。

フリマアプリなどの影響による、荷物の預かり増加に加え、

宅配物のコンビニ受け取りの対応とか。

 

わたしが同じ立場だったら、

たまーに注文される(だろう)イレギュラー対応に、

「あれ、収入印紙ってなんでしたっけ?」

って5,6回は同じこと聞いちゃう気がする。

 

日本で働けるレベルの語学を培うのは、漢字や敬語も覚えなきゃいけないから、

大変だと思います。

そのレベルまで達して、更に接客業で働く。

スゴすぎです!!!!

 

私は働き始めてもうすぐ3ヶ月が経ちますが、

接客仕事ではないので、なんとかやれてます。

まず、同僚の1人に日本人がいること。

これはとにかく本当に助かってます。

また、上司や同僚もわたしがフランス語を話せないことを理解してくれているので、

新しい作業については、

デモンストレーションをしてくれ、

更にやることリストを紙に書いてくれます。

 

それでも上司や同僚から新しい作業の説明をされる時は、

毎回理解しようと真剣になるものの、何を言っているのかあやふやなため、

ワタシ、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしていると思います。

 

原因は明らかにわたしの語彙不足とリスニング力不足。

なんとか聞き取れた知っている単語を3,4個組み合わせて、解釈している状況です。

もちろん分からない時は、

少ない語彙と身振り手振りで確認し、言葉の勘違いから生まれるミスだけはしないように努めています。

質問したいことも、一旦アタマで文章を考えて…

 

毎日が綱渡り。。。

 

そんなわたしができる最低限のことは、

日本で徹底的に叩き込まれ、染み込まされた

「挨拶」と「笑顔」

だけは絶やさないように心掛けています。

 

まずは“序章”ということで、

まずは日本で働く海外の方みなさんに、

「よく頑張ってるよね、偉すぎるよね」

とだけ、声を大にして言いたいです。

 

今後は、フランスでの働き方や仕事探し、

お給料や有給休暇などについて、

各論的なことを少しずつお話していきます。

 

今の職場は、オーナーをはじめ、みんな良い人たちです。

まずはそれだけでラッキーですよね!

でも、おしごと結構ハード…

体と心を労りながら、今日も仕事に行ってきます🏃

 

 

学校とバカンスと仕事とワタシ…

こんにちは。

 

今回は、いまの私のココロの叫びを書いていきます。

先に1句でまとめると、

「学校が、休み多すぎ、親たいへん💦」

 

フランスの学校のシステムは、既にブログに書きましたが、

わたしがコレに慣れるには、控えめに言っても3年はかかると予想しています。

 

まず、前述の通り

毎週水曜日が学校の休み+

休み(バカンス)が多すぎる+

イレギュラーな休校(主にストライキ)

に、保護者はキリキリ舞いです。。。

 

学校のシステムは、

(だいたい)6週間学校⇒2週間バカンス

が度々繰り返され、

その度に親は

バカンスの子供の預け先探しに奔走します。

 

特に夏休みはほぼ2ヶ月あるので、大変だ〜😭

 

もちろん、バカンス中に課外授業をしてくれる民間業者がいて、

近隣の学校を使って預かってくれます。

1日や半日など選べ、1日の場合はお弁当持参です。(おやつは支給されたりします。)

 

それを、親は予約開始日にこぞってオンラインで予約しなければいけません。

 

もしくは、近居または遠方の保護者の両親にお願いします。

 

特筆すべきは、

保護者の親(子供にとって祖父母)が近居の家庭が多いというこです。

(少なくとも私が知っている家庭は)

 

うちは、夫の親が車で1時間くらいのところに住んでいて、

まだまだ現役世代なので仕事もしているため、子守りを頼むのは難しいうえ、

当然ですが、私の親は日本にいるため、

「もう自分たちだけで頑張るっきゃない😣」

グループに所属します。

 

上記の理由から、

リヨンに住んでいた夫の友人は、出産とともにリヨンからだいぶ離れた実家近くに引っ越しました。

 

また、ベビーシッターはいるには居ますが、こちらのシッターは、赤ちゃんの時からずっとお世話になる、

という長い付き合いで成り立っているので、

単発で「何曜日の何時だけ」なんてベビーシッターを探すのは、もはや不可能です。(多分)

 

また、在リヨンの日本人用のウェブサイトがあり、留学生などに直談判して子守りをお願いすることはできます。

でも、学生さんの学校の予定にもよるので、

タイミングが良ければ、になります。

 

結局我が家の対応策は、

「夫が在宅・フリーランスで働き、柔軟性を維持する」

しか見いだせませんでした。

 

最近私も仕事を始めましたが、在宅ワーク不可のため、

もう夫頼みの子育てをしています😭

 

フランスの女性の就労率が高いのが、今なら分かる気がします。

バカンス中の預け先には、所得によりますがもちろんお金がかかるので、

保育のために働かざるを得ないのではないのでしょうか??

 

似たような現象は、日本でも実感していました。

「復職するために保育園に預ける」、の図式が、

「保育費用を稼ぐために働く」に変わってしまっている人が周りにいました。

 

これは私の子供が通っていた保育園だけなのかもしれませんが、

とにかく子供の体調不良には厳しかった!

ちょうどコロナ真っ只中だったからもあるでしょうが、

毎朝玄関で検温をして、「関所」を突破せねばなりません。

万が一、保育園で38℃の熱が出てしまったら、親は速攻で呼び出され、

翌日は登園禁止&同園の兄弟も登園禁止と、

重い戒めを課されました。

 

でも、フランスはと言うと、

学校や幼稚園で子供が体調不良になっても、

下校・降園時に

「多分、(あなたの子供は)熱があるかも」って担任の先生から感想を言われておしまい。

 

このおおらかさは、フランスに感謝😊🙏

 

話は変わりますが、

現在フランスでは、

年金受給年齢が62歳から64歳に引き上がったため、各地で頻繁に反対運動のストライキが行われています。

学校の先生もこのストライキに参加することがあるため、

 

4,5日前に

「〇〇先生のクラスは⚫日は休校」

「外部のアシスタントもストに参加するため、給食はナシ!

  昼12時に子供を迎えに来て、14時に学校に戻して」

と、メールが来ます。

 

働く親たちは、会社や祖父母達に対応を求めなければなりません。

 

「言論の自由」がフランスの合言葉になっている(と思う)ので、

ストライキやデモもその一環だと思います。

 

どうして、

「水曜日やバカンス中も学校を開けてくれ!」

って保護者たちがストライキを起こさないのかが不思議でならなかったので、

夫に尋ねたところ、

「そうしたら、先生の休みが減ってしまうから、また先生たちがストライキを起こし、

その結果学校が休校になってしまうのでは?

自分で自分の首を絞める行為になっちゃうと思う」

 

って、言われました。

正論なんだけど、なんだかなー。

きっと、フランス人の保護者も同じ学校のシステムで育ってきたから、

誰も違和感を覚えないのかなぁ、、、

 

とにもかくにも、

学校の先生って、オイシイよね😭

ってことと、

子供がもう少し大きくなって、もっと学校に慣れてくれば、

色々な経験ができてプラスになることが多いのでは?

という希望を持って、フランスで子育てして参ります🇫🇷✋

 

 

フランスの医療について①

こんにちは。

前回の記事から1ヶ月が経っていました!

実は、最近仕事を始めまして、もう毎日クタクタで…

日系企業ではないので、フランス語必須の職場。

アタマとカラダとココロをフル稼働させて、なんとかやっております。

仕事のことはオイオイお話します。

 

今回は、市民にはなくてはならないインフラの1つである医療についてお話していきます。

ただ、これは簡単にまとめられそうにないので、前後編に分けて説明していきます。

 

まずはフランスの医療制度について、

とってもとっても簡単に説明します。

 

医療費については、

日本と同様、「皆国民健康保険」が医療費の

7割をカバーします。

日本だと、一般的に自己負担は3割ですが、

その3割分を任意保険に加入するのが、フランスでは一般的です。

 

この任意保険は、自身で民間の保険会社を探し、例えば家族割や「歯科だけカバー」など色々プランがあるようです。

任意と言えど、入らないなんて選択肢はない印象です。

 

また、2004年から義務となった

「かかりつけ医の制度」があり、

かかりつけ医を通さずに専門医を受診した場合は、自己負担の割合が高くなり、7割負担となります。

ただし、婦人科・小児科・眼科・歯科は例外です。

 

この「かかりつけ医」、フランスに住んでかれこれ8ヶ月になりますが、未だに見つかっていません。

そもそも、まだそんなにお世話になっていないので、探すきっかけがない、大変喜ばしい

ことではありますが、、、。

 

こちらに来てみて感じることは、

とにかく

「医師不足と医師の地域偏在」です。

 

フランスでここまで深刻な「医師不足」が叫ばれているなんて、知らなかった。。。

あくまで東京の医師数を基準として考えると、

「問題」だと感じざるを得ない状況のように思います。

(もちろん、日本でも科によっては慢性的に医師不足と言われているため、“正常の基準”は難しいのですが)

 

なぜなのか?

この問題を紐解いていくと、

とても複雑であり、当時の人の試行錯誤が見てうかがえます。

 

予め断っておきますが、

今回いつも通り、私はインターネットで情報を調べました。

文献ではないため、情報に誤りがあったらごめんなさい💦

 

遡ること約50年前の1972 年以前は、

訓練を受けた医師の数に制限はありませんでした。

 

しかしその後、医学部では希望者の増加で大学の収容能力を超えたこと、

更に学生の競争意識を高めることから、

1972年に定員制限を設け、医学部学生の人数を大幅に抑える措置が取られました。

 

その結果、多くの医師を養成できず、

78年に8281人だった新規医学生の数が、80年には7121人となり、84年には5000人となりました。

減少の一途をたどり、93年には3500人にまで減ってしまいました。

※この人数はあくまで1年生が2年目に進級できたかどうかの数です。

 

ちなみに現在この入学者数制限は廃止され、2020年の医学部1年生の数は1万4800人まで「回復」しています。

 

そのためその当時、若い医師はぐっと少なくなりました。

医師免許を取れたとしても、やはり臨床経験は最低でも5,6年はフランスでも必要となり、

医師の絶対数が減りました。

50年経った今、当時たくさんいた医師たちは引退し、後継者不足が浮き彫りになっています。

 

後半は、実際「かかりつけ医」の探し方や、

地域での医師偏在についてお話していきます。

 

書きたいことはたくさんあるのですが、、、

次はいつ更新できるかな??

 

ではでは、チャオ👋

 

ジムテツヅキ・ペーパーレス化

こんにちは。

連投です。

今回は事務手続きについてお伝えします。

 

リヨンに来て思ったことは、

「(郵便の)ポストってほとんどみかけないな」

でした。

郵便ポストは郵便局の外にあります。

それだけ。こちらはポストは黄色です。

 

東京しか知らないのですが、

日本の郵便ポストって半径500~1km以内に必ずあるという認識です。

 

さて、

こちらに来てから、色々な事務手続きをしました。(夫が)

日本では私が色々頑張ったから、お互い様。

 

フランスは基本的に、オンラインでの手続きです。

たとえ、必要な書類を取り寄せたとしても、それを全てスマートフォン等で撮って、そのデータを添付します。

幸い、夫はパソコン操作が得意なのでなんら問題ないですが、

もちろん、とても分かりやすくサイトが作られていますが、

苦手な人や慣れてない人は、こりゃひと仕事っすね。

 

特に、銀行の口座開設には苦労しました。

夫の銀行口座に、私との共有口座を新たに開設したのですが、

特に

「私の戸籍謄本とその翻訳書類」を用意するのが大変でした。

 

当初「戸籍謄本のフランス語翻訳」だけが必要でした。

戸籍謄本を取って来なかったので、日本にいる家族に取得をお願いしました。

最短で翻訳してくれる会社を探し、依頼。

原本は不要なので、郵送しなくてよかったのは助かった♡

で、両方の画像を提出すると、

「法定翻訳ではなくてはダメ」

とダメ出しが入りました。

 

再度、リヨンに居ながら、日本のフランス語の法定翻訳を依頼し、、、

で、なんとか法定翻訳のデータをもらい、銀行担当者に送ると、

今度は

「フランスで取得した法定翻訳が必要だ」ったそうで、、、

 

(꒪⌓꒪)(꒪⌓꒪)(꒪⌓꒪)

 

この担当者さん、外国人が口座開設する手続き、初めてだったのカナ🤣💢

もうこの時点で、3ヶ月くらい経ってたよね。

 

でも、ただ新規口座の開設ならそんなに難しくなかったのかもしれないなぁ。

周りの人で、銀行の苦労バナシを聞いた事ないし。

 

日本って、なんでもかんでも書類での手続き&郵送ですよね。

 

そこで、冒頭の郵便ポストの数の違いの説明がつきます。

オンライン化が進むフランスでは、あまり郵送することがないです。

だからポストの数が明らかに違うのですね🎼🎀💫•*

 

さて、元公務員の友人に聞いた話ですが、
その人が働いていた部署では、
パソコンもソフトもだいぶ古いもので、新しくしたいと思っても
「備品購入も全て税金だから、使えるまで使おう」
という考えが染み付いていたため、なかなか買い替えることが出来なかったのだそう。

 

少し前に、某県で
未だにフロッピーディスクを使っているのが明るみに出て、話題になりましたよね。


もちろん、市区町村や部署によって異なるのでしょうが、
もしかしたら
この「買い替えに積極的になれない」精神が、
作業の効率化を妨げ、ペーパーレス化を後進させているのかもしれません。


この作業がオンラインに取り代われば、

市民はわざわざ役所などの公的機関に行って
待つ必要もなくなるし、
郵送や返送する手間も省けるのでは。。。

 

ただ、
フランスはペーパーレス化が主流ではあるけれど、
全くと言っていいほど、作業時間の短縮には繋がっていない印象です。。。

とにかく、市民は「ただひたすらに待つ」。
もしくは「頻繁に問い合わせしたモン勝ち」

が常です。

(決してディスってないです。ただもう諦めてるだけです笑)


それに反して、未だに紙主体の取り引きなのに、日本のほうが圧倒的に事務手続きが早いのは、
システムかニンゲンか。
の根本的な問題なのかもしれません。

 

もちろん、日本人の「仕事はなんでもキッチリ」精神が根底にあるのだとしても、

邪推に過ぎませんが、日本の事務手続きの早さの裏には、

もしかしたら「残業」が絡んでいるのかもしれません。

ほんと、定時で帰って頂いていいので、

そんなに急がなくていいですよ!!!!

むしろ手続きが早すぎて、コワイとさえ思えてしまうのは、

私がフランス生活に慣れてきた、ということでしょうか、、、、

 

そんなこんなで、

あと10年後、20年後には

この2国(もしくは世界的に)は何か変わっているのでしょうかね。

 

読んで頂き、ありがとうございます😊

チャオ🎼.•*¨*•.•*¨*•.¸¸🎶🎼.•*¨*•.•*¨*•.¸¸🎶