こんにちは。
今回は、いまの私のココロの叫びを書いていきます。
先に1句でまとめると、
「学校が、休み多すぎ、親たいへん💦」
フランスの学校のシステムは、既にブログに書きましたが、
わたしがコレに慣れるには、控えめに言っても3年はかかると予想しています。
まず、前述の通り
毎週水曜日が学校の休み+
休み(バカンス)が多すぎる+
イレギュラーな休校(主にストライキ)
に、保護者はキリキリ舞いです。。。
学校のシステムは、
(だいたい)6週間学校⇒2週間バカンス
が度々繰り返され、
その度に親は
バカンスの子供の預け先探しに奔走します。
特に夏休みはほぼ2ヶ月あるので、大変だ〜😭
もちろん、バカンス中に課外授業をしてくれる民間業者がいて、
近隣の学校を使って預かってくれます。
1日や半日など選べ、1日の場合はお弁当持参です。(おやつは支給されたりします。)
それを、親は予約開始日にこぞってオンラインで予約しなければいけません。
もしくは、近居または遠方の保護者の両親にお願いします。
特筆すべきは、
保護者の親(子供にとって祖父母)が近居の家庭が多いというこです。
(少なくとも私が知っている家庭は)
うちは、夫の親が車で1時間くらいのところに住んでいて、
まだまだ現役世代なので仕事もしているため、子守りを頼むのは難しいうえ、
当然ですが、私の親は日本にいるため、
「もう自分たちだけで頑張るっきゃない😣」
グループに所属します。
上記の理由から、
リヨンに住んでいた夫の友人は、出産とともにリヨンからだいぶ離れた実家近くに引っ越しました。
また、ベビーシッターはいるには居ますが、こちらのシッターは、赤ちゃんの時からずっとお世話になる、
という長い付き合いで成り立っているので、
単発で「何曜日の何時だけ」なんてベビーシッターを探すのは、もはや不可能です。(多分)
また、在リヨンの日本人用のウェブサイトがあり、留学生などに直談判して子守りをお願いすることはできます。
でも、学生さんの学校の予定にもよるので、
タイミングが良ければ、になります。
結局我が家の対応策は、
「夫が在宅・フリーランスで働き、柔軟性を維持する」
しか見いだせませんでした。
最近私も仕事を始めましたが、在宅ワーク不可のため、
もう夫頼みの子育てをしています😭
フランスの女性の就労率が高いのが、今なら分かる気がします。
バカンス中の預け先には、所得によりますがもちろんお金がかかるので、
保育のために働かざるを得ないのではないのでしょうか??
似たような現象は、日本でも実感していました。
「復職するために保育園に預ける」、の図式が、
「保育費用を稼ぐために働く」に変わってしまっている人が周りにいました。
これは私の子供が通っていた保育園だけなのかもしれませんが、
とにかく子供の体調不良には厳しかった!
ちょうどコロナ真っ只中だったからもあるでしょうが、
毎朝玄関で検温をして、「関所」を突破せねばなりません。
万が一、保育園で38℃の熱が出てしまったら、親は速攻で呼び出され、
翌日は登園禁止&同園の兄弟も登園禁止と、
重い戒めを課されました。
でも、フランスはと言うと、
学校や幼稚園で子供が体調不良になっても、
下校・降園時に
「多分、(あなたの子供は)熱があるかも」って担任の先生から感想を言われておしまい。
このおおらかさは、フランスに感謝😊🙏
話は変わりますが、
現在フランスでは、
年金受給年齢が62歳から64歳に引き上がったため、各地で頻繁に反対運動のストライキが行われています。
学校の先生もこのストライキに参加することがあるため、
4,5日前に
「〇〇先生のクラスは⚫日は休校」
「外部のアシスタントもストに参加するため、給食はナシ!
昼12時に子供を迎えに来て、14時に学校に戻して」
と、メールが来ます。
働く親たちは、会社や祖父母達に対応を求めなければなりません。
「言論の自由」がフランスの合言葉になっている(と思う)ので、
ストライキやデモもその一環だと思います。
どうして、
「水曜日やバカンス中も学校を開けてくれ!」
って保護者たちがストライキを起こさないのかが不思議でならなかったので、
夫に尋ねたところ、
「そうしたら、先生の休みが減ってしまうから、また先生たちがストライキを起こし、
その結果学校が休校になってしまうのでは?
自分で自分の首を絞める行為になっちゃうと思う」
って、言われました。
正論なんだけど、なんだかなー。
きっと、フランス人の保護者も同じ学校のシステムで育ってきたから、
誰も違和感を覚えないのかなぁ、、、
とにもかくにも、
学校の先生って、オイシイよね😭
ってことと、
子供がもう少し大きくなって、もっと学校に慣れてくれば、
色々な経験ができてプラスになることが多いのでは?
という希望を持って、フランスで子育てして参ります🇫🇷✋