ジムテツヅキ・ペーパーレス化

こんにちは。

連投です。

今回は事務手続きについてお伝えします。

 

リヨンに来て思ったことは、

「(郵便の)ポストってほとんどみかけないな」

でした。

郵便ポストは郵便局の外にあります。

それだけ。こちらはポストは黄色です。

 

東京しか知らないのですが、

日本の郵便ポストって半径500~1km以内に必ずあるという認識です。

 

さて、

こちらに来てから、色々な事務手続きをしました。(夫が)

日本では私が色々頑張ったから、お互い様。

 

フランスは基本的に、オンラインでの手続きです。

たとえ、必要な書類を取り寄せたとしても、それを全てスマートフォン等で撮って、そのデータを添付します。

幸い、夫はパソコン操作が得意なのでなんら問題ないですが、

もちろん、とても分かりやすくサイトが作られていますが、

苦手な人や慣れてない人は、こりゃひと仕事っすね。

 

特に、銀行の口座開設には苦労しました。

夫の銀行口座に、私との共有口座を新たに開設したのですが、

特に

「私の戸籍謄本とその翻訳書類」を用意するのが大変でした。

 

当初「戸籍謄本のフランス語翻訳」だけが必要でした。

戸籍謄本を取って来なかったので、日本にいる家族に取得をお願いしました。

最短で翻訳してくれる会社を探し、依頼。

原本は不要なので、郵送しなくてよかったのは助かった♡

で、両方の画像を提出すると、

「法定翻訳ではなくてはダメ」

とダメ出しが入りました。

 

再度、リヨンに居ながら、日本のフランス語の法定翻訳を依頼し、、、

で、なんとか法定翻訳のデータをもらい、銀行担当者に送ると、

今度は

「フランスで取得した法定翻訳が必要だ」ったそうで、、、

 

(꒪⌓꒪)(꒪⌓꒪)(꒪⌓꒪)

 

この担当者さん、外国人が口座開設する手続き、初めてだったのカナ🤣💢

もうこの時点で、3ヶ月くらい経ってたよね。

 

でも、ただ新規口座の開設ならそんなに難しくなかったのかもしれないなぁ。

周りの人で、銀行の苦労バナシを聞いた事ないし。

 

日本って、なんでもかんでも書類での手続き&郵送ですよね。

 

そこで、冒頭の郵便ポストの数の違いの説明がつきます。

オンライン化が進むフランスでは、あまり郵送することがないです。

だからポストの数が明らかに違うのですね🎼🎀💫•*

 

さて、元公務員の友人に聞いた話ですが、
その人が働いていた部署では、
パソコンもソフトもだいぶ古いもので、新しくしたいと思っても
「備品購入も全て税金だから、使えるまで使おう」
という考えが染み付いていたため、なかなか買い替えることが出来なかったのだそう。

 

少し前に、某県で
未だにフロッピーディスクを使っているのが明るみに出て、話題になりましたよね。


もちろん、市区町村や部署によって異なるのでしょうが、
もしかしたら
この「買い替えに積極的になれない」精神が、
作業の効率化を妨げ、ペーパーレス化を後進させているのかもしれません。


この作業がオンラインに取り代われば、

市民はわざわざ役所などの公的機関に行って
待つ必要もなくなるし、
郵送や返送する手間も省けるのでは。。。

 

ただ、
フランスはペーパーレス化が主流ではあるけれど、
全くと言っていいほど、作業時間の短縮には繋がっていない印象です。。。

とにかく、市民は「ただひたすらに待つ」。
もしくは「頻繁に問い合わせしたモン勝ち」

が常です。

(決してディスってないです。ただもう諦めてるだけです笑)


それに反して、未だに紙主体の取り引きなのに、日本のほうが圧倒的に事務手続きが早いのは、
システムかニンゲンか。
の根本的な問題なのかもしれません。

 

もちろん、日本人の「仕事はなんでもキッチリ」精神が根底にあるのだとしても、

邪推に過ぎませんが、日本の事務手続きの早さの裏には、

もしかしたら「残業」が絡んでいるのかもしれません。

ほんと、定時で帰って頂いていいので、

そんなに急がなくていいですよ!!!!

むしろ手続きが早すぎて、コワイとさえ思えてしまうのは、

私がフランス生活に慣れてきた、ということでしょうか、、、、

 

そんなこんなで、

あと10年後、20年後には

この2国(もしくは世界的に)は何か変わっているのでしょうかね。

 

読んで頂き、ありがとうございます😊

チャオ🎼.•*¨*•.•*¨*•.¸¸🎶🎼.•*¨*•.•*¨*•.¸¸🎶