でびゅー de 歯医者さん

こんにちは。

 

昨日、初めて歯医者さんに行ってきました。

昨日の出来事を忘れないうちにしたためていきますよ。

 

数日前、奥歯が欠けているのに気が付きました。

それもその歯全体のうち、4割くらいが忽然となくなっていました。

誤って飲み込むには、割と大きめなので、気付きそうですが…

ただ、その歯はいわくつきだったので、

「あー、やっぱりそうかー」と驚きは少なったです。

 

渡仏する前に、日本でかなり計画的に歯科受診をしていました。

よく、海外在住の人が

「歯科は保険がカバーしないから、べらぼうに高い」

という噂を信じて、

虫歯はしっかり治療+お口のお掃除は念入りにして行きました。

 

日本の歯科は日々進歩してますねー。

私が小さい頃にはなかったのですが、

撮影したレントゲンと歯の写真を、

診察台から医師と一緒に眺め、説明してもらいながら確認しました。

 

今回欠けた歯は、素人の私が見ても分かるほど、黒い虫歯部分がありました。

ただ、ソノ歯はその時点で全く痛みがないので、

痛みが出るまで治療はせず、保存すると医師から言われました。

 

でももしフランスに行ってから、

急に痛み出してもイヤなので、出来れば治療をして欲しいと食い下がってみたものの、

治療するなら神経を取らなきゃいけないかもしれないので、時間がかかるとのこと。

今は(昔も?)、出来るだけ歯を削らない方針のようです。

 

なので念には念を、と、

セカンドオピニオンとして、別の歯医者に行きましたが、全く同じ回答だったため、

いつか悪さをするかもしれない虫歯を抱えながら、フランスにやって来たのです。

 

そしたら、ごっそり欠けちゃった。

でも、やっぱり痛くないんです。

しかし、かなり大きな穴が開いてしまい、

モノが詰まる、詰まる。

 

これは治療しないといけない「欠け」だったので、歯科医探しが始まりました。

こちらでは、やはりオンライン予約が主流で、専用アプリから予約をします。

 

現在4月中旬です。(4/19)

色々な歯科医を検索しても、

最短で取れる予約が、

「5月末」か「6月アタマ」しかなく😭

先日述べた、医師不足が垣間見えます。

 

上司や同僚に相談したら、

同一のおすすめの歯科医がいるから、

上司らの名前を言って電話で予約した方がスムーズだ、とのアドバイスを貰いました。

 

再度、その専用アプリでオススメ医師を検索すると、

なんと翌日にたった1枠ピンポイントで

空きがあるではありませんか!!!!!

しかも、その日は私の定休日🤣

 

電話することもなく、いざ診察へ。

フランスのクリニックは、それぞれが独立しているのではなく、

同じフロアに他のクリニックが混在していることが多いので、

予約のタイミングが合えば、効率よく他科受診も可能です。

 

受け付けで、保険証を提示して、

電話番号などをひと通り聞かれ待合室で待ちます。

この保険証は国民皆保険で、前述した3割の任意保険の保険証も持参すると、

「自動的に連動されているから、提示は不要」

と言われた(気がする)。。。

 

待合室に歯科医がお迎えに来てくれて、

診察室へ。

あらかじめ、夫に協力を得て

「フランス語苦手」

「事情説明」

「重要事項は紙に書いて」

をフランス語でまとめて、それを医師に見せました。

(薬局で買い物する時も、この手法を用います。お互いストレスフリー😊)

その医師は英語を話せたので、助かりました。

 

診察室は、机と椅子の横に

1段高くなった所に診察台がありました。

助手はおらず、口をゆすぐ水の台はありません。

早速診察。

痛みがないのがやはりポイントのようで、

詰め物をしておしまいでした。(今回で終了)

治療時間、15分。

ただ、また取れてしまう可能性があるので、

その際は銀の被せ物(クラウン)を付ける必要がある、と

Google翻訳で書いて見せてくれました。

 

治療後、口をゆすぎたかったな…

 

終わった後、お礼の意味で、

「私の職場の人が、ココを薦めてくれたんです」と伝えたのですが、

「少なくとも1年に1回は通ってください」と言われました。

はて????

 

私の解釈ですが、

フランスは医師不足で、多忙を避けるため、医師は安易に患者のかかりつけ医になりたがりません。

だから、

「年イチでその都度予約取って来てね

(君のかかりつけ医ではないよ)」

という意味だったのではないのかなー。

帰宅後夫に話すと、彼もそのように思ったようです。

 

何故かと言うと、

昨年、子供が喘息発作を起こし、

友人から聞いたオススメ医師にダメ元で電話したら、なんとか翌日に診察してもらえることがありました。

かかりつけ医が見つかった、と安堵したものの、

受診後、そのオススメ医師から、

「もう1度受診した時に、(初めて)あなたを登録します」

と言われました。

「登録する」=「正式にかかりつけ医になる」

 

この方程式、その後こどもが健康なので、

まだ成立していません(泣)

 

まぁ、とにかく歯の穴が埋まって万々歳🙌🏻

ただ、受診料が約60ユーロとややお高め。

 

とにかく、私のフランスでの患者デビューは

つつがなく終わりました。

 

別の機会では、

フランスの美容院についても書いていきます。

 

ではでは、良い1日を🇯🇵🇫🇷