学校ものがたり 其の弐

ボンジュー!

 

秋の気配がする今日この頃。

夏から秋への移り変わりって、何だか感傷的になるんですよね。

 

今回も学校のことをお話します。

 

日本と同様、フランスの公立の学校は自宅から最寄りの学校になります。

日本にいる時に、リヨンの市役所に連絡し、

最寄りの学校を紹介されました。

入学の申し込みをしようと、その学校に問い合わせところ、

その学校の少し離れたところに、海外から来た児童用に補習クラスがある学校があるから、その方が子供にとって良いのでは、

と提案されました。

 

そして、再度市役所にその旨を伝え、入学手続きに入りました。

その学校(現在子供が通う学校)は、最寄りの学校からは少し遠いですが、子供の足でも十分通える場所です。

そこの特徴は、通常の授業の時に、外部の先生が母国語がフランス語でない児童を集め、別室でフランス語の基礎を教えてくれます。(約9時間/週)

※今のご時世だと、ウクライナから来た子供が多いです。

 

基礎ができ、先生が問題ないと判断すれば、終始普通のクラスで授業で受けるシステムです。

(幼稚園にこのシステムはありません。)

そして、校長先生、園長先生との面接を終え、9月の新学期に備えました。

学校から、鉛筆何本、消しゴムや色えんぴつ、卓上のホワイトボードとそのペン何本など、具体的な指示が出されるので、それを購入します。

あとは、学校用カバン。

学校必需品を買いに行った際、夫が子供に選ばせたら、コレがいいって…


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えー!なんでよー!??

ドラゴンボール、まだ見たことも聞いた事もないじゃん!

あまたあるリュックの中から、何故これを…

 

私がドラゴンボールが嫌い、とかじゃないんですよ。

むしろ大好きですよ。

忘れもしない小学校のサイン帳(もはやもう存在していないであろう…)の

「好きな異性のタイプ」って欄に、

「孫悟空(スーパーサイヤ人の)」って、12才の私が書いたの覚えています。

 

でも、このリュックはなんかイヤ!

でも子供が「カッコイイ!」と言うので、購入しました。

レアな選択だったようで、入学してから誰ともリュックが被ってないから、まぁいっか!

 

それにしても悟空とベジータの髪って青色だっけ?

調べたら、

「超(スーパー)サイヤ人ゴッド超(スーパー)サイヤ人」

になると青くなる、と。

なんのこっちゃ、です。

 

そして日本同様、衣類やえんぴつ1本にまでそれぞれ記名をします。

最初は

“アイロンでくっつける名前が印刷されたタグ” をネットで注文しましたが、

日本で使用していた洗濯しても落ちない

「ハンコのほうが、ラクだ!」

という結論になり、探したらコレに辿り着きました。


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ちょっとアナログなタイプで、

アルファベット1文字ずつピンセットで入れ替えたりするんですが、兄弟分が1台でできるので、便利です。

お値段20ユーロ、とそこまで高くないし。

 

さてさて、9月1日になりました。

夫から、フランスは入学式も卒業式もない、と聞いていました。

(高校や大学の卒業式すらない、と!)

その日から授業があります。

 

でも、わたしの気分は我が子の入学式。

私はちょっと余所行きのワンピースで臨みました。

分かってたけど、他の父兄は超普段着!

 

下の子の幼稚園と上の子の小学校は、

建物は繋がっているものの、出入口は違うため、まずは幼稚園の方から。

 

教室入口で先生に挨拶をして、

自分のリュックを掛けるフックを探して、

初めてなので名前が記載されたシールを胸のあたりに貼って、

教室に入って、、、

もう終わり!!

親はすぐ退室!!!

子供は「え?もう行っちゃうの?」と

不安な表情でしたが、教室に他の父兄の姿はナシ。

あっけなかったです。

(でも、教室には色んなおもちゃが置いてあり、他の子は早速遊んでいました。)

 

そして、今度は上の子の小学校へ。

担任の先生と一緒に児童と父兄が教室に向かいます。

子供を席につかせ、父兄も教室の中に入り、

先生が挨拶をし、父兄に対し

「何か質問はありますか?」と。

「え!漠然とした質問だなぁ…」

でも数人と質疑応答をして(私は理解できない)、

「では、解散!」

それぞれの父兄は、我が子に別れのキスをし、退室…。

 

あー、わたし異世界に飛び込んだんだなー。


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教室の様子。

小1(正式には小1準備クラス)で教室は3階。

 

フランスに引っ越してから約2ヶ月半、

子供が中心の生活をしていたのが、

急に学校に行かなくてはいけない現実に、

子供も戸惑っていました。

 

下の子は、

「がっこう いっぱい いきたくない」

「ママ、がっこうのおうち(教室)、

 はいってきて」

と寝る前も朝起きてからも、お昼ご飯を食べて学校に戻る時も、何度も言ってきました。

 

大丈夫だろうと高を括っていた下の子は、

実際は学校が嫌でしょうがない。

 

反対に、わたしが心配していた上の子は、

送迎時親のことを振り返ることなく、一目散に教室へ消えていきます。

なんだ、大丈夫なんだ。。。

 

でも、言葉も勝手も分からない学校で2人ともよく頑張っています。

私だって、何でも初回はソワソワしたり、

緊張したり、

「行きたくない」時だって、あるのに。

 

対象的な2人の経過は、また今度お話ししていきます。

モノについて考えてみる

こんにちは。

 

今回は、モノにまつわる話をしていきます。

フランスとは関係ないです。

 

実は船便で送った日本からの荷物が、

7月末にフランスに届きました。

約3ヶ月で到着!しかも、送ったままの状態に限りなく近い美品で。

上出来です✨

 

最初に7箱、2週間遅れで1箱を船便で発送しました。

不思議なのが、追加で送った1箱が1番先に到着しました。

それも、計8個はまとめてじゃなくて、

“ 1個、3個、1個、2個”と順次届きました。

 

そして、関税がエライ事になっちゃいました。

詰めた荷物にそれぞれ値段を記入をしなくてはいけません。

でも、その値段の付け方かわからないので、日本の郵便局に問い合わせたところ、

「減価償却した値段を記入してください。

でもあまりにも逸脱した値段を書くと、

現地の税関が荷物を開けて、インターネットなどで日本での販売額を調べる、って話を聞いたことがあります。」

と言うではありませんか!!

 

ちょっとビビって、真に受けちゃいました。

なので、ほとんど新品ではないため、購入金額の半額か3割程度の金額に設定しました。

そしたら、7箱でおよそ関税11万円(800ユーロ)を支払うことになっちゃいました。

送料より高い!!

冷静に考えると、

わざわざ開けてモノを調べるなんてめんどくさいこと、するわけないじゃん!ですよ。

もうちょっと安く申告すれば良かったな、と残念に思いました。

 

で!あと1箱だけ届かない。

色々調べたら、フランスに到着したものの、

「宛名不完全」

とのことで、

また日本に送り返されてました。

ガ━l||l(0Δ0)l||l━ン

他の6個と紐付けした伝票、かつ住所をコピペしてたから、誤記入したわけでもなく…

 

謎。ナゾ。NAZO。

でも、もう過ぎたこと。そこは蒸し返さずに行きます。

 

結局、日本に舞い戻ったその箱は、日本の家族の家に転送してもらいました。

形式的にはフランスには到着したので、

最初の送料は相殺され、新たにフランスから日本に返送された送料を追加で支払うことになりました。

 

長旅を終えたその1箱は、私(だけ)の靴が入った箱でした。

一旦箱を開けて、家族に中身を確認してもらうと、

「あ、この靴(あったんだ…)」

忘れていた靴との思いがけない再会。

モノが多すぎる証拠です。

 

これと同じこと、前にもやっちゃってます。

1箱私のバッグだけ、ってのがありました。

日本で箱詰めしているとき、

「あんまり使ってないけど、このカタチ(や色)なかなかないから」

「日本では使ってないけど、フランスで使おう」

と、私なりに厳選しました。

その数、約20個…

いやー、今見てみると、多すぎでしょ!?

 

「いつも使わないモノなんて、この先もずっと使わない」

とてもありふれた文言だけど、

分かってたつもりでも、手放せなかったんですよねー。

 

今回移住するにあたり、衣類と一部の書籍、子供のおもちゃと調理器具以外、

所持品を一切合切処分しなければいけませんでした。

コレって、本当に大変だった。。

出発の1年半前からメルカリに出品し、

売れた品数約300点。

その他、家具家電などは粗大ゴミはもちろん、友人に貰ってもらったり、ジモティーで譲ったり、

自宅前に並べて、持って行ってもらったり、

図書館や児童館に寄付したり。

 

それでも、心を鬼にして残ったものをたくさん捨てました。まだまだ使えるものばかりだったのに、、

気持ち程度の「ごめんなさい」を言って、罪悪感を軽くしていた気がします。

 

「安かったから」

「頂き物だから」

「いつか使おうと思って買ったから」

こんな理由でどんどん増えていったんだと思います。

 

自宅を棚卸しした気分ですよ。

ペン1本を1つの品物として数えていったら、軽く2000〜3000点はあったと思います。

生きていくとモノっておびただしい数に増えて行くことを身をもって体感しました。

 

そして、それらを処分することにかかる時間と労力と費用。膨大です。

また、壊れてもいないモノを棄てる罪悪感やゴミが増えること、気持ちのいいことではありません。

 

この引越しがあったことで、私の意識改革が始まりました。

 

例えば、

「ごちゃごちゃしてて、キレイに収納したい」と思ったら、

引越し以前のわたしの思考は、

「IKEAかニトリに行って、見合うサイズの収納箱を買ってこよう」

 

で、その時はスッキリするんだけど、

新たに引越しをすると、その箱は新しい家のサイズに合わなかったりする。

結果、不用品になる。

 

新しいわたしの思考は、

「家に使っていない箱はなかったっけ?」

「ダンボールや空き箱で代用できないだろうか?」

そして、どうしても買わなければいけない場合は

「新しく買うこの箱は、今後不要になったとしても○○に代替えできるだろうか?」

 

とまで考えるようになりました。

とにかく、増やさない。

あるものでやってみる。

 

ミニマリストになりたい、とか

地球や環境に優しく、とか

お金の節約、とか

全部そうなんだけど!

「不要になったモノを処分すること」は

極力減らした方が良い。

自分にも、地球にも、経済にも。(厳選するけど、買うは買うから)

ちょっと苦し紛れだけど三方良し。

 

もちろん年齢的なこともあると思います。

20〜30代って、手に入れることが至福だったりしますよね。

でも結局、実用的なモノに勝るモノなし、って考えになっていくのかなー。

案外引越しは関係なく、年の功なのかもしれない…。

 

ひとまず、もうバッグは買わないぞ!!

 


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おもちゃ屋にて。

「モンチッチ」ってワールドワイドだったんですね。こんな進化を遂げて…。

新学期!学校が始まったよ~♬︎♡

こんにちは。

日本もフランスも長い夏休みを終え、新学期ですね!

うちは近所の公立学校に決めました。

(リヨンにインターナショナルスクールは2校ありますが、学費や場所を考慮し断念しました。)

 

学校の話をする前に、

うちの子2人の簡単な紹介をさせてください。

 

うちは子供2人に、父親はフランス語、母親である私は日本語で話しかけています。

(夫婦間は英語と日本語)

2人とも、1歳から保育園に行っていたこともあり、日本語のみを話すようになりました。

日本にいる時、父親が話すフランス語には、2人とも「ポカーン」とすることが多く、

上の子(5歳)は人生で必要な

「食べる」・「テレビ」・「アイス」・「チョコレート」

などのフランス語の単語は理解していました。

 

下の子(4歳)は言語の発達がゆっくりで、4歳になって飛躍的に日本語を話せるようになりました。

 

渡仏して2ヶ月経った頃、

家族で集まりがあり、うちの4歳は遠方のいとこ達(10・9・5歳)に初めて会いました。

会食時、下の子が10歳のいとこのお姉ちゃんの隣りに座りました。

鳥の手羽元が振る舞われ、鶏肉好きな下の子は喜んでいました。

私と席が離れていたので、ふと子を見やると、、、

 

鶏肉がサーブされるや否や、手羽元の骨のところを握り、(マイクでいうと柄のところ)

隣りの10歳のお姉ちゃんの口元に、持っている手羽元をグイグイ押し付け、

日本語で「ここ食べて!」

と自分の嫌いな鶏皮を食べさせようとしていました。

10歳のお姉ちゃんは困惑して、私の方を見ていました。

慌てて4歳に止めさせ、お姉ちゃんに謝罪し、鶏肉を切り分けました。

「コイツ、生きていくチカラ、すごい…」

(まぁ、4歳ってこんな感じなんですよね)

 

5歳の方は、

今住んでいるのがフランスで、みんな言葉が違うことは理解しており、

子供なりに少しずつフランス語を取り入れています。

「プール」・「見て!」・「おうちで」「寒い」「暑い」など、日本語訛りのフレンチを話し始めています。

 

なので、言葉が通じない場所での学校生活ですが、4歳の子は全く、何も心配していません。

5歳は…色んなことが分かってきていて、

ちょっと心配かな💦💦

 

我が子ながら、2人とも全く人・場所見知りをしないのが強みです。

初めて会う人にも、親が指示したら何の躊躇もなく

「ハグ」や「ほっぺにチュー」をします。

(まぁ、4,5歳ってこんな感じですよね。)

 

きっと大丈夫😊😊😊✨

 

では、本題へ。

まずはフランスの学校のシステムです。

学校についても壮大な話になるので、初回は総論的なハナシです。

 

 

3歳から義務教育が始まります。

 

女性に関しては、産後10週までは産休があり、子供が3歳になるまで最長1年間を2回育児休暇を取得できます。

ただし、勤続年数なども関係しますが、最初の数ヶ月以降は育休手当はほぼないみたい。

なので、産後3ヶ月前後で職場復帰する人が多いようです。

そのため、生後3ヶ月から3歳までは保育園やベビーシッターに預け、

3歳からは(子供によっては2歳半)義務教育の幼稚園になります。

(フランスも待機児童がいっぱいいる模様)

 

学校のシステムは、日本式に置き換えると

3~5才(3年間) 幼稚園

6~10才(5年間) 小学校

11~14才(4年間) 中学校

15~17才(3年間) 高等学校

 

までが義務教育です。

 

そしてなにより大きく異なるのが、

学校の出席日数と滞在時間です。

 

まず、とにかく休みが多い!!

多すぎる!!

いや、日本が少ないのか??

まず、週休3日です。(水・土日)

そして、6週間学校行ったら、2週間休むサイクル。

 

年間のお休みは(9月開始で、)

10/22~11/6

12/18~1/2

2/5~19

4/9~23

7/8~8/31

 

わーん‼️休み多し。

何度も言う、休み多いよΣ(゚д゚;)

 

そして、3才から17才まで一貫して

学校の時間は8:20~16:45!

(学校によっては多少前後するかも)

とてもシンプルなのよ!

いわゆる小1問題とか、存在しません。

また、この時間より前後に学校へ預けたい場合は、

7:50~8:20・16:45~18:30は、

学校の先生ではなく外部の方が、子供たちの面倒を見てくれます。

 

また、水曜日は学校自体お休みなのですが、

希望者は、外部の会社が午前中に課外活動をしてくれます。

コレは世帯収入によって費用が変わるのですが、様々なアクティビティができるようです。

まだ未体験なので、後日説明するとして、

学校の先生も週休3日&とんでもなく休み多い、ってことです。

 

長期休みも然りで、

休み中も課外活動を申し込んでおくのが一般的なようです。

なんだか、日本人にはさっぱり分からないシステムですよね💦

 

あとは、昼食を学校の食堂で食べるか、自宅で食べるか選べます。

幼稚園なら、自宅で昼寝をするか否かも選べます。

今我が家では、自宅で昼食をとっているので、

12時頃学校に迎えに行って、

14時頃また送って、

16:45にまた学校に迎えに行く。

 

子供が慣れてきたら、食堂での昼食に替えるつもりです。

 

それにしても、この学校のシステムで

フランス女性の就業率80%以上って、会社や家族の関係が良好であることが前提で、

それにベビーシッターなどのサービスが充実しているから成立するのだと、思います。

 

日本の今の働き方だと、この学校の休みと上手く付き合えるか甚だギモンです。

だって、全児童や生徒分の学童保育を確保しないといけない。

 

とにもかくにも、

学校が始まりました〜😁✨

 


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上の子 作:闘うママ


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同 作:子が運転する消防車

 

なんで、子供の絵って世界共通で似ているんですかね🤔

そして、無条件でカワイイ💓

 



生活インフラ③ ~最終章~

こんにちは!

 

今年の夏の甲子園、宮城県の仙台育英高校が優勝しましたね✨⚾⚾️📣

私、高校野球のにわかファンです。

あれは忘れもしない2015年の夏の甲子園…

決勝は仙台育英と東海大相模(神奈川)でした。

2011年の東日本大震災から4年後だったこともあり、「仙台育英が優勝して、東北地方に明るいニュースを!」というムードがありました。

しかし、無念にも決勝で仙台育英が敗れ、当時のピッチャー・佐藤世那さんが

「優勝できず、東北のみなさんに申し訳ないです」と泣きながらインタビューを受けていたのを鮮明に覚えています。

悔しさや色んなプレッシャーもあっただろうに、そんな優しいコメントに涙したものです。

それもあって、今回の仙台育英高校の優勝は、東北出身ではない私にも、とても喜ばしく感慨深いものでした。

(監督のインタビューは、謙遜と感謝と他者をも讃える日本人らしいものだなぁ、と思いました。)

 

そのため、仙台育英が優勝を決めた8/22は、

いつかのために取っておいた日本酒を開け、フランスの片隅から1人で祝杯を挙げました🍻🍶🍷🍸🍹

おめでとう🎊そしてうまかったー😋

 

さてさて、フランスの生活インフラ、最終章。

 

まずは通信について。

【携帯電話】

フランスはビックリするくらい携帯電話料金が安いです。

携帯電話会社が数社ありますが、どんなカラクリがあるのか興味が出る程安いです。

 

私はSIMフリーの携帯電話を使っています。

現在契約している内容は、通話料無料、100GBまで無料、解約の縛りもなく、

月額たったの7ユーロ(1000円)!😳👀

100GB!? 使い切れる人、いる??

但し、これは1年間だけの期間限定モノです。

 

他社を調べても似たようなサービス内容で、

15~20ユーロ/月が多いです。

 

この安値合戦は10年くらい前から、とのことです。

ある新しい携帯電話会社が参入した際、上記のような破格の安値を打ち出したため、

利用者はこぞってその会社に移行しました。

独占禁止法さながら、他社も料金を下げることで合意した結果、現在の安価が定着したそうです。

日本も似たようなことはあるものの、ここまで価格を抑えることは、難しそうですね…

 

【金融】

現金かクレジットカードの2択のみ!

(デビットカードもあるのかな?)

高齢の方は現金払いが多い印象です。

クレジットカードはタッチだけで済むものがよく使われています。

日本のように、バーコード・QRコード決済はまだ普及していないです。

あと、スーパーマーケットや一部のお店はポイントカードがありますが、

クレジットカードでポイントやマイルが貯まるサービスはありません。

(あの嬉しいサービス、日本だけなのかしら?)

 

【宅配サービス】

例えばAmazonフランスで購入しても、

最短の配達日が分かるだけで、日時指定はできません。

こちらに越してきてすぐにAmazonで買い物をしました。

配達予定日はわかるものの、時間は不明のため、受け取れず。

配達員は再配達を減らしたい?のか、同じ建物の在宅しているひとを探し、居ればその人に代理で預かってもらうシステムを取ったため、

連続で2回も面識のない住人の方に預かってもらっちゃいました。

(配達員が夫に連絡をし、住人に預かってもらっても良いか了承を得て、どの住人に渡しかの報告の連絡もありました。)

なんだかとても忍びないので、それ以降は近所のスーパーか郵便局などで受け取れるよう、変更しています。

 

不在票も入るらしいけど、

オートロック+配達員が(日本のように)ポストにだけアクセスできない造りなので、

不在票を入れるために、またなんの関係もない住人に正面玄関を開けてもらうのかな??

一軒家だと、置き配?

すみません、あまり詳しくなくて…💦

 

時間によっては、当日の再配達も可能な日本の宅配会社や配達員の方々には本当に頭が下がります。(むしろ、できすぎです!!)

 

【電気・ガス】

先にお伝えしますが、今住んでいる賃貸のアパートは光熱費込みのため、料金が分かりません。

なので、分かることだけ書きますね。

まず電気代は、2年で2倍に上がったようで…😱😫🤯😵😰

ガスについても、フランスは天然ガスをロシアに頼っていて、今後供給が減るようで、ガス代の高騰は避けられないとの話です。

すみません、うっすい内容で…。

また特筆したいことがあれば、追加していきます。

洗濯は水道+電気+ガス全てを網羅しているので、光熱費込みの家賃でホントに助かります🙏

 

最後に生活インフラではないですが、

物価について。

まだフランスに来て日が浅いため、

買い物の際は頭で日本円に換算してしまいますが、

ガソリン代は高騰し続け、

今年の6月は2ユーロ(270円)/L。

現在8月では、1.7ユーロ(230円)/Lに下がっています。

それでも日本と比べたら、たっかいわー😭

 

あくまでリヨンでの価格ですが(パリはもっと高いと思う)、

果物や野菜はものによっては安いです。

例えば、小ぶりのメロンが1個200円、

ネクタリン(小さい黄桃)が12個で300円弱など。

お肉や魚、お菓子や飲み物などは、日本と大差ないか、やや高めな印象です。

「フランスのレストランだと、水を頼むより

ワインを頼んだほうが安い」って、

聞いた事ありません?
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本当です。ワインの良し悪しは抜きにして、

ワイン1本が2~3ユーロで買えるって、ガソリン1リットルと大差ないよ。

コレって、外国人が日本で売られている日本酒のワンカップを見て、

「Oh! SAKEが2ユーロもしないで買えるよ!」

って心が弾む感覚に似ているのかな?

(心が弾んでるか、はさておき)

 

でも地続きの国のため、多くの輸入品があり、生鮮から加工品まで圧倒的に品数は多いです。

 

以上で、今の私が知っているフランスの生活インフラです。

こちらに住んでたった2ヶ月半かつ、全てオット任せなので、まだまだ知らないことだらけです。

今後、これは「黙っていられない」事柄がありましたら、言わせてください。

 

そろそろ子供の学校が始まります。

子供と同様、ワクワクが止まりません❤❤

「1人の時間」は、もう、すぐそこにある!!

 

次回は、「学校」についてお伝えします︎︎︎︎👋‪☺️‬

うちも、バカンスやってみてる日記

ボンジュー!

 

今回は、「バカンスなう」の旅行記です。

(生活インフラの続きはまた次回)

 

リヨンから東へ車で2時間くらいの

Le Grand Bornand っていうスキー場で有名なところに来ています。

(スイスのジュネーヴから南へ50kmくらい)

小さな村で、避暑地として観光客で賑わっています。

 

フランスの宿泊施設は

ホテル、民泊、民宿(朝食付き宿)か貸別荘のどれかになります。

今回私が利用しているのは、貸別荘のアパートで、1週間(7泊8日)から予約できるのが一般的です。

民泊と異なり、シーツやタオル、シャンプーなどは持参するところが多いようです。

 

やっぱり夏のバカンスと言ったら、フランスでも「海」が定番で、フランスは南側しか海に面していないので、南へ行く道はホントに込み合います。

(ニースやコートダジュールなど)

そう考えると、海に囲まれた日本にとって「海」って身近な存在ですね。

 

今回は山に向かったため、渋滞なく来られました。

途中立ち寄った湖で泳ぎましたが、

深刻な水不足のためかなり浅く、ブイがあるところでも大人の胸あたりの深さです。

子供用の滑り台は、水がないため中止していました。

 

以下は今滞在している村。


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逆光で分かりづらいけど、赤・ピンク・白のお花でぎっしりな素敵な宿。

(ココには泊まってないです)


f:id:YuzuMitsuko:20220815044551j:imageオシャレなゴミ袋


f:id:YuzuMitsuko:20220815044645j:image乗り物が全部個性的なメリーゴーランド


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部屋から見える牧歌的な風景。

放し飼いの牛が見え、牛がつけているベルがずっとカラカラ鳴っています。

 

8月15日は終戦記念日ですが、フランスは聖母マリアが昇天した日のため、祝日です。

なので、イベントやってました。

暗くて分かりづらいですが…。
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とおーくに名峰モンブランの頂上が!!


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2ヶ月ぶりの念願生ビール🍺会いたかった…


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フランス人は、本当にバカンス上手だと思います。

自転車を車に積んで家族で山道をサイクリングしたり、家族みんな+犬とハイキングをしたり、1歳に満たない子供を背負って登山をしたり。

きっと彼らは子供がいても、自分の旅行スタイルを変えないため、子供も適応していくのかな。

旅行がこなれている印象です。

 

あと、前回ブログでくどいほど書いたお水ですが、ここは軟水だと思う!

とっても飲みやすい。

洗髪時、日本のシャンプーでも泡立ちいいし、髪の毛サラサラになるし。

 

ココは標高が高いため?か、蚊がいません。

とっても嬉しい♥❤❤

わたし「蚊」が大嫌いです。

好きな人なんていないかな…。嫌いなところしか挙げられない。

・蚊が媒介する厄介な感染症がいくつもある

・痒いうえに、加齢と共に虫刺され痕がなかなか消えにくい

・あんな小さいのに、瞬発力抜群で1発で仕留められない。

・急にプーンと視界に入ってきて、

「たっぷり吸わせてもらったぜ、あばよ!」って言っているかのようにお礼参りをしてくる。その数秒後から痒みが始まる。

いやらしい!!

・蚊を見つけ、いざ殺そうとすると、大の大人が2,3人いたとしてもみんな数秒で蚊を見失い、人間の無能さをまざまざと感じさせられる。

など。

 

 

この旅行に来るまでは、毎日1~2ヶ所刺されていたので、毎日身体のどこかが痒いため、

「偽(ぎ)・痒み」症状が出始まる。

「あ、刺されて痒い」が、実際はフェイクだったって事が何度も起きています。

 

学者の見解だと、世界の蚊が全滅したとしても、生態系に影響がほぼ出ないらしい。

だから撲滅する動きがあるって言ってた。

いとうれし︎︎😆🌟✨

 

あと、フランス版スズメバチが結構厄介です。

その名も「ゲップ」。この山にもゲップあり!

食べ物のニオイ大好きで、ピクニックしたりテラスで食べてるとすぐにジャマしに来ます。

そして刺します。(まだ刺されてないけど。)

それも、ミツバチとゲップの区別がつかない程、見た目も大きさも酷似しています。

日本のスズメバチは、戦意喪失するくらいデカくて恐ろしいけど、

こっちのスズメバチ「ゲップ」は、体の黄色と黒のしましまが可愛らしいとさえ思えてしまいます。

 

そうそう、フランスには「G」はいないそうです。まだ見ていません。

ヨーロッパでも「G」がいる国はあるけど、姿カタチは全然違うようです。

コレは本当に何にも代え難い朗報です。

 

そう言えば、フランスに来てからセミの鳴き声を聞いてません。場所や季節によっているとのことです。

 

全ては(1~2週間orそれ以上の)バカンスのために!精神のフランス人だ、と聞きますが、

やっぱり日本のような3泊4日の旅行では、「休日」の良さは得られにくいと感じました。

これは文化や働き方の違いが大いに影響するので、どちらが良いという話ではないですよ。

 

さぁ、明日は何しよっかなー!

続・フランスの生活インフラについて② ~水編~

こんにちは。

 

8月も相変わらず暑いですね。

こちらは全く雨が降らず、カラッカラです。

 

前回ブログ「カルキが厄介だ問題」を引き続きお伝えしていきます。

 

「水」とは関係ないのですが、

前述した洗濯について、追記します。

フランスでは洗濯機の設置場所が日本と異なると、色々なブロガーが言及していたため、私も便乗しておきます。

フランスの洗濯機の置き場所は様々です。

でも日本のようにお風呂場に設置、はまだ見たことないです。

うちは、壁を1枚隔てて冷蔵庫の隣です。

冷蔵庫の真隣に洗濯機っておうち、見たことあります。

うちは、ドラム式ではないので、こんな形。

 

 



そして動きが激しく、

最後の脱水の音は「ガタゴト」以上の

「ガダゴド」です。

「お、あいつフィナーレに向かってるな」と

わかるほどです。

それも、ガダゴドが過ぎるので、数mmから数cm後方へ動いています。

長い時間動いてるから仕方ないよね、と頑張って洗濯機を前に引っ張ります。

 

さて、ここからが本題です。

日本から持ってきた洗顔フォームがそろそろなくなりそうなので、1人で買いに行きました。

ちなみにこちらは、シャンプーやスキンケア用品はスーパーマーケットや薬局で買うのが一般的です。

(コスメのお店もあるけど、数少ない)

私が知っているフランス語の「顔」と「洗う」というなけなしの単語を携えて挑みました。

でも、探せど見つからず。

たまたま1つだけ「Facial Wash」って英語のものを見つけて、

「あぁ、この一帯が洗顔コーナーなのね」と思ったものの、なんだか私の思ってるものが見つからず…

その日は諦め、後日何も知らず日本でも知っているメーカーで「Facial Wash」を買いました。

 

硬水は、衣類にはもちろん、

人間にも影響します。

例えば「洗顔時」、硬水の中のミネラル分は、洗顔料に含まれる界面活性剤と反応を起こし、石鹸カスと呼ばれる物質が作られます。

その石鹸カスをしっかり洗い流せないと、

毛穴につまって肌荒れの原因となったり、  

肌に石鹸カスの膜ができて、肌がつっぱりやすくなり、洗いすぎると肌のバリアを傷付け、ひいては乾燥につながります。

 

「石鹸カス」、なんかイヤな名前ですね😓

  「せっけん垢」よりましかな😅‪‪💦‬

 

それを心得ているフランス人は、

極力水での洗顔を避けるため、拭き取りタイプのクレンジングや化粧水(ローション)で洗顔しています。

そう言えば、水っぽいボトルや、顔用のコットンがたくさん売ってたわー。

 

 

そりゃあ日本のような洗顔フォームはないわけですよ。

 

わたし、日本の名残で今でもダブル洗顔しています。それにより、私の肌は石鹸カスの分厚い層ができちゃっているんでしょうね😭

でも今のところ、毎日水で洗顔をしても問題ないです。「超鈍感肌」…

拭き取りタイプ、多少抵抗はありますが、いつか試してみたいと思います。

(でも、顔は水でバシャバシャ洗いたいよ)

 

調べたところ、

日本:

クレンジング→洗顔フォーム→化粧水→乳液→美容液→クリーム (大体ね)

フランス:

クレンジングミルクorローション(拭き取り)→化粧水(拭き取り)→クリーム

 

全然違いますね😳⁉️

 

そして、こんな洗顔用のタオルもあります。

(義母私物)

IKEAでも見かけた気がする。

 





 

また、石鹸カスのせいなんでしょうか。

湿度が低いことも相まって、全身の肌の乾燥も著明です。

潤い余りある4・5歳の子供も、ふくらはぎが粉吹いています。

私なんか、万年膝っ小僧が白い。

そんなこともあり、保湿剤がたくさん売っています。それも大容量。

髪の毛も同様で、乾燥してパサパサになりやすいため、フランスの美容師は

「洗髪は2~3日に1回を推奨します」と。

フランスはプロ仕様のシャンプーなど、ヘアケアも充実しています。


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(大きめの)スーパーのシャンプーコーナー

種類豊富で、お気に入りを見つけるまで、何年かかるかなぁ?

 

また、各家庭にだいたい食洗機があります。

これも、水で食器を洗うのを避けるためなのかなー。。。

 

飲み水についてですが、フランスの水道水は飲めます。

みんなゴクゴク飲んでいます。

最初のうちは、ちょっと重い?感じがして、2,3口飲んでは休み、をしていましたが、今では休みなくコップ1杯ゴキュっといけます。

子供も然り。

ちなみに日本に住んでいた時から浄水ポットのブリタを使っていて、フランスでも引き続き使っています。

ブリタはどんな水でも濾過して軟水に変えてくれます。

違いは歴然。子供も心なしかブリタの水のほうがグビグビいけます。

そして、ビックリしたことは、フランスではカートリッジが1ヶ月しかもたないのです。(日本は2ヶ月で交換)

仕様が違うからかもしれませんが、おそらく硬水を軟水に変えるには、それ相当の仕事量が必要なのでは?と、ブリタから学びました。

 

上記に対しての抜本的な解決方法は

①軟水に変える浄水器の取り付け

②軟水に変えるシャワーヘッドに替える

でも、そこまでしなくてもなぁ、、

 

でも、硬水が悪いことばかりではないんですよ!

硬水がもたらす良いことは…、

便通が良くなる(マグネシウムが豊富なため)→慣れるまでお腹が緩くなることも。

動脈硬化の予防(体内のカルシウムを補う)

肉の煮込み料理に最適(カルシウムが肉の臭みやアクを取ってくれる)

など。きっともっとあるんでしょうねー。

 

とにかくですね、「カルキが厄介だ問題」を掘り下げてみると、

それに見合った対処方法を取り入れれば、そこまで厄介じゃないんじゃないの?

ということになりました。

「郷に入っては」とにかく、相手をよく知ることが大事ですね。

そして、実践する。

それは、どんなことにも通ずる!!

 

以上で生活インフラの「水」についてはおしまい。

 

そろそろ新学期(9月1日)!

スーパーマーケットは文房具、推しに推しています✨


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フランスの生活インフラについて① “ 水 編”

Bonjour à tous!(みなさん、こんにちは)

 

今回はずっと書きたかった話題なんです。

ここでの生活インフラは、

水道・電気・ガス・通信を指します。

 

でも、膨大な情報をうまくまとめられるか模索していました。

とにかく、日本と異なることが多すぎて、、

3部構成でお話ししていきます。

 

まずは「水」

相手(フランス)を知るには、まずは水から。

ご存知の方もいると思いますが、

日本は軟水、

フランス(というかヨーロッパ全土)は硬水です。

※フランスでも一部の地域は軟水。

水には、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが含まれています。

それが多いと硬水、少ないと軟水です。

その水質の違いには、地形が関係しています。

 

日本:

日本は国土が狭く、川が短く傾斜が急なため、水が勢いよく流れ、地に含まれるカルシウムやマグネシウムを吸収することなくあっという間に海に流れ出てしまいます。

また、透水性の高い地層が多いので、地下水の貯留時間が少ないことも挙げられます。

そのため、ミネラル分をあまり含まない軟水になるのです。

 

ふぅ、なんだか、難しいですね💦

 

フランス:

ヨーロッパの大地は広大で平坦である分、降った雨や雪が地中に長く留まり、豊富なミネラル分をたっぷり蓄えてから湧き出るため、硬水となるのです。

 

 

ポイントは、このミネラルの中のカルシウムです。

ざっくりとですが、このカルシウム成分が石灰(カルキ)となるのです。

そしてこれが大きく関係することと言えば、

「洗濯」と「洗顔を含む入浴」です。

特に洗濯(機)は日本と大きく異なります。

 

今回はこの「洗濯」だけに焦点を当てていきます。

色々な方のブログを参考にして、私は洗濯できるようになりました。

なので、今回は他のブログをたくさん引用しちゃいます。

 

絶対に押さえなくてはいけない洗濯ポイントがあってですね、

ア;湯で洗う

イ;時間を考慮する

ウ;洗濯物の素材や色を考える

エ;洗剤の選定

オ;石灰(カルキ)の対応

 

日本でア~オ、全て考えずに洗濯していた頃が懐かしいです。戻りたいです。

1つ1つ説明できるほど知識もなく、情報量も膨大なので、掻い摘んでお伝えすると…

 

ア;「水では洗濯しない、湯だ!」

 

 

理由は、石灰成分が多い硬水のため、お湯じゃないと洗剤の成分が効力を発揮せず、汚れがきれいに落ちないんです。って!

 

それも、30~90℃で洗うの。

服の素材にもよりますが、

普通の汚れなら30~40℃

泥汚れや靴下なら60℃、

オイルまみれの作業服や嘔吐したときの汚れなどは90℃。

 

90℃ってほぼ熱湯。

そりゃ汚れもニオイも落ちるだろうけど、素材へのダメージは計り知れない。

 

イ;「反・時短!」

我が家の洗濯機で、40℃の化学繊維モードの快速バージョンで洗濯だけで約70分。

これでも日本よりだいぶ長いけど、

綿素材を60℃で洗うと4時間!もかかるって。

 

「この時代、誰が使うの、このモード!」

すみません、なんのひねりのない句を詠んでしまいました。

乾燥は含まれてないんですよ!

とにかく、長い…(平均1~2時間)

 

 

ウ・エ;「色分けのお手間」

明確な答えは分からないのですが、おそらく

硬水+お湯洗い+長時間

が融合すると、服の色移りが生じるので、

白モノと色モノを分けて洗濯or

色移り防止シートなるものを投入してから

色を関係なく洗う。

色モノ・白モノ専用の洗剤があったり、

洗剤の種類も豊富です。

 

オ;「カルキ対策本部」

(“ 対策”の言葉が来ると、なぜか“ 本部”と言いたくなるだけです( ˊᵕˋ ;)💦)

フランス(というよりヨーロッパ全体)で洗濯するなら無くてはならないのが、

アンチカルキ剤。

これを使うと、硬水が軟水状態になるため、洗濯物の黒ずみや洗濯機のパイプ詰まりを防ぐことができるんです。

アンチカルキ剤を代用できるのが、「酢」。

引っ越しした直後は、酢を洗濯機にドバドバ入れてました。洗濯機にお酢入れるって、なんだか切なくなる瞬間だったなー。

 

あと、悲しみポイントがまだあって、

硬水の影響で、黒い服は徐々に色が抜けてグレーに、白い服はくすんだグレーや黄色などなってしまう色あせ・変色問題も併発します。

あと、柔軟剤は必須です。

ないとゴワゴワ感が垢すりタオルレベルです。

 

長々と文句ばっかり言ってしまいましたが、衣類の汚れは日本に比べてよく落ちます。

日本で、子供の泥汚れの靴下などは、1回予洗いしてから洗濯機で洗っていましたが、

こちらは予洗いしなくても、日本と同等かそれ以上キレイになっています。

 

それは、お湯で洗うためか、洗濯時間が長いためか、はたまた洗剤の効果なのか、その相乗効果なのか?

 

 

また、この「洗濯長時間問題」については、

電気とガスも絡んでくるのです。(泣)

それはまた別のオハナシ。

 

この「カルキが厄介だ問題」は、

次回も述べさせていただきます。

 

文字ばっかりの長い記事を読んでいただき、

ありがとうございました。

 


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うちの洗濯メンバー

左:洗剤 中:アンチカルキ剤 右:柔軟剤

だいたいデカい。