フランスで家を買う🏠

こんにちは。

日本からフランスへ戻ってきて、早1ヶ月。

日本滞在中は毎日が楽しすぎて、一瞬で終わった感じです。なので、わたしホントに日本に居たんだっけ?と思ってしまう今日この頃。

 

リヨンは、8月中旬に熱波がやってきて、

夜9時でも36,7度と暑かったですが、扇風機とアイスノンでなんとか凌げました。

その後は30℃前後で経過していて、過ごしやすい晩夏です。

 

最近のハナシですが、我が家は家(アパート)を買いました。

今回は家購入についてお話していきます。

 

以前から家購入の話は夫婦間で出ていましたが、

夫は田舎の庭付き一軒家の出身、私は都会の集合住宅で育ち、それぞれ自分の生育環境に似た家を希望していたため、何年も平行線のままでした。

そのため、家購入にはどちらかの大きな譲歩が必要だったため、

このままずっと賃貸で良いかな?と私は漠然と思っていました。

ただ、現在の賃貸アパートが手狭になってきたのは否めません。

そんな時、たまたま親戚の紹介で、うちの近所の売り物件を内見したことで、

お互い「今より広い家が欲しい!」の炎がくすぶり始め、

結局、”集合住宅でも良いね”、と夫が意見を翻してくれたおかげで、

子供が同じ学校に通えるエリアの中古アパートを、今年に入って本格的に探すことになりました。

 

結果、探すこと半年、訪れた物件数11軒目にしてやっと住みたいおうちが見つかりました👏

そこで、私の日本での賃貸物件探しの経験を踏まえ、フランスの家購入に関する特徴的なことを書き出してみます。

 

・一般的な探し方は、日本と同様にインターネットもしくは不動産屋で探す。

(日本よりは釣り物件が少ない印象)

 

・各物件にはそれぞれ特定の不動産屋が決まっており、その都度アポを取らなければいけないため、内見できる物件はだいたい1日1軒。

(1回だけ、とある不動産屋が複数似た物件を扱っていたため、同日に2件訪問できた)

日本のように、不動産屋が他社と物件を共有することはないため、1日に何件も回れる効率の良さはフランスにはありません。

 

・「あなたの他にも多数の方が内見を予約している」→「今すぐ決めちゃってくれ」の煽りは、フランスにもある。

 どこまで真実かわからないけど、こいつハッタリかましてそう😏っていうテキトーな不動産屋もいたにはいたよ。

ずーっとネットに売り物件が掲載されている人気がなさそうな家でも、「今日は内見希望が3件ある」とか。

 あと、物件情報サイトから不動産屋へ送ったメールに返信のないこともわりとあった。

でも総体的に誠実な不動産屋さんが多い。

 

・フランスの多くのアパートには、地下に物置がついている。(平均して2,3畳間程度)

 

・駐車場は住宅費用以外に別途必要。購入の場合、相場は15000〜30000ユーロ。(私のエリアで)

 

・フランスは、地震や台風などの天災が少なく、家が痛みにくいこともあるため、

家屋の資産価値は、経年劣化があっても日本のような激しい低下はほぼない。

そのため、築年数は日本ほど重要ではない。

また劣化が緩やかであるため、売却時は購入額とほぼ同額で売れるらしい。

 また、DIYをする文化があるので、例えば安くて古い家を購入し、長ければ10年以上かけて自身でリノベーションをする人もいる。

 

・”室内の機密性やガスの効率性”みたいな数値(DPE,GES)が、大変重要な指標になる。

 その評価が低いと、保温性が低いため冬の室内が寒い、暖房をつけても部屋の温まりが悪いことを意味する。

 

・売り主と価格交渉は可能なところが多い。

 私たちの場合、各不動産屋さんのアドバイスも考慮して、アパートと駐車場の合計額から10000〜20000ユーロ引いた額で交渉したりしました。(実は別物件で価格交渉に失敗しました…😂)

 

・公証人を自分で探す。

 私たちの場合、義両親がお世話になった公証人にお願いしました。

 ちなみに、家の購入額にもよるのだと思いますが、私たちはアパート購入額の8%を公証人に支払わなければいけません。

 

日本と違うのは、こんな感じでしょうか?

 

ちなみに、万年深刻な空き家不足のパリと比べると、リヨンはそこそこ売り物件があり、パリより価額が低いため、

中にはリヨンから新幹線で片道2時間かけてパリに通勤している人もいるそう😳  ̖́-︎

 

ちなみに家購入の意思が決まったら……

・住宅ローンの銀行の審査には約3ヶ月かる。(現金一括購入だと、約1ヶ月)

・購入の意思を不動産屋に伝え、

不動産屋が売主と買い手双方の公証人と連絡を取り、対面(かオンライン)での契約を行う。

1回目は取引き金額や所有物などを確認し、公証人が書面を作り、双方意義がなければサイン。(仮契約みたいな)

その後、買い手側はクーリングオフが1週間可能となります。

その後、双方異議がなければ、本契約を結び、売買が終了。カギがもらえます。

 

契約時に双方の公証人、不動産屋の担当者、売主と私たちが参加しましたが、

フランス語が飛び交いすぎてついていけず、途中眠くなってきてしまい、うつらうつらしてしまいました💦

(フリスクを10個以上食べたにも関わらず)

 

そして、先日無事に本契約が終わり、

晴れてアパート購入が完了しました。

 

今回の件は、夫が銀行とのやり取り、各所への連絡などを密に取ってくれ、全て執り行ってくれているため、私は面倒なことはノータッチ。

フワフワっとしている立場なので、

私は「家、買ったぞーーーーー!」みたいな達成感はあまりありません。

ただ、こんなにありがたいことはないよね。

 

そして現在は家具家電の購入に加え、

内壁のペンキ塗りをやってます。

目指せ、北欧モダン🎶

 

家電と家具を売っている店舗で、まとめ買いをして、店長と直談判したら割引きしてくれたよ。

でもたくさん買ったとて、送料は無料にはならないんだよね、、、

日本って、送料に関して優しすぎるね。

 

そうだ!

ビックリしたことがあって。

エアコン設置はまだまだ一般的ではないフランスですが、

設置の際は、アパートの年次総会で

他の住民から、設置許可の了承を得ないといけない、

というルールがあるんです!!

 

エアコン設置の際、室外機を繋げるために壁に穴を開けますよね。

それは、つまり

「入居者全員のアパート(建物)に穴を開ける」

ってことなので、

 勝手に穴を開けてエアコンを繋げるのはルール違反なのだそう。

そりゃ、エアコンが普及しないわけだよな。

総会の時期によっては、急なエアコン設置が無理な訳で…

 

あと1ヶ月弱で新居に引越しを完了させる予定なので、ちょっとバタバタしそう。

 

ではでは、引越しの話で面白そうなことがあれば、また書いてみます✨

 

残暑厳しいかと存じますが、お身体に気を付けて〜🐥🐥

日本、一時帰国を果たす!

みなさま、こんにちは。

だいぶご無沙汰しております。

お久しぶりすぎて、どんな風に書いたらいいんだっけな??

この気持ちは、インフルエンザをこじらせて、うっかり2週間くらい学校を休み、久しぶりに登校するときのソレに似ている気がします。

気恥ずかしいような、

もしかしたら「おぉ、久しぶりぃぃ✨」と学友から感嘆の声がかかるかもしれないという期待を持ちつつ、どんな顔をして教室に入ろうかな、

みたいなアレです。

 

最後の投稿から今まで、特に何があったわけではないのですが、

書かないことが習慣になってしまい。。。

ただ、いつもネタ探しはしていて、書きたいことはメモに残したりしていました。

 

今回は約2年ぶりに日本に帰ったことをシタタメテいきますね。

子供の成長に伴い、長時間の飛行機移動にあまり慌てなくなりました。

以前は機内に山ほどおもちゃを持参して、飽きさせないことばかり考えていましたが、

今や子供が自分で観たい映画を選んで、楽しめるほどの余裕が生まれ、親が抱える長時間フライトへの恐怖心はほぼなくなりました。

なんなら、空港での荷物番を子供に任せられるようになり、家族旅行を真に楽しめる段階に突入した気がします。

 

日本の夏の暑さと私は40年以上関わってきており、なんとか毎年乗り越えて来ましたが、

やはり暑い!!朝も暑い!!夜も暑い!!どこも暑い!!

が今回の率直な感想です。

子供が熱中症一歩手前だったし。

数年前まで、仕事で夏の外回りをしていた自分が嘘ではないかと思うほど、

あの暑さには全く適応できませんでした。

いやぁ、ずっと住んでても難しいよね。

避暑のために赴いた北海道(十勝エリア)が1番暑かったし。

 

でね、フランスも暑いけど湿度が低いから、日陰に行けばそれなりに涼を得られるので、

「あぁ、夏が来るー😭」

ってことにはならないのよね。

かつ、みんなできるだけ涼しい服装になるし、湿気がそんなにないからタオルでしきりに汗を拭う人をあまり見かけない気がする。

※ただ、肌の乾燥はハンパないよ。

 

フランス移住後の私の夏の定番は、

トップスは白色タンクトップ ボトムスは短パン、足元はサンダル。

それが街で良く見るスタイルだから、便乗して私も!という感じかな。

でも実際、ほんとに涼しい。体感温度マイナス1,2度って感じでしょうか。

日焼けに対しても以前と異なり、

いつ現れるか分からないシミを憂うより、今の暑さにどう立ち向かうか、が重要ポイントになりました。

なので、以前のように布で覆う日焼け対策はしていません。

私はもう、アッチ側の人間になった気でいます。

 

で、日本に帰ってきたら、皆様の服装に驚いたのよ!

半袖+長ズボンが基本で、例えばロングワンピースの下にレギンスを合わせるなど、

極力素肌を出さないコーデをたくさん見かけました。

そして太陽光を吸収しやすい黒色の服が多用されている!

「ねぇ、そんなに覆ってみんな暑くないの??」

それが率直な感想でした。

 

もちろん、3年前まではわたしもそんな感じだったよ。だから、コッチ側の服装の理由もよく分かる。

・職場に適した服装(モノトーン選びがち)

・社内や車内、店舗のクーラーが効きすぎて寒くなる

・美白への意識が市民権を得て、もあり、

そもそも肌の露出が少ない

・「着やせコーデ」や「体型カバー」を重視している

 

だから、やや不本意なところも含め、

日本の夏の服装は暑く見えてしまうのかな。

 

逆にアッチ側(欧州)は、

実用的であることは大前提にありつつ、

肌を露出することで

「女性らしさを見せてナンボ!」

を大事にしているていはあると考察。

 

服装への捉え方や選び方が、根本的に違うことを垣間見れた日本の夏でありました。

 

余談だけど、ヨーロッパあるあるのノーブラは、どんなにあっち側ナイズされても、私はできない!!抵抗ありすぎる。

ほんと、夏のブラ着用は暑いから、着けない選択肢に賛同しています。が、多分私はしない。

この抵抗感は、

子供の頃から、銭湯や温泉が身近にある我々日本人は、人前で素っ裸になれるけど、(抵抗はあるものの)

その文化のない欧米人が大きな抵抗を感じることと、きっと同じ心理だよね。

慣れ親しんだ文化が、服装にも大きく影響するってことだね。

 

それにしても、日本って娯楽大国よ。

そして、可愛くて、面白くて、美味しくて、実用的なモノが溢れすぎて、買い物をしても際限がない。

嬉しい悲鳴よ。

2個で来たスーツケースを4個に増やし、どのスーツケースもパンパンにして帰って来ました。まだまだ欲しいものはあったけども。

この名残惜しさが、また日本に行きたいってさせるのよね。

そして、日本人の素晴らしいところは、

本当に創意工夫が得意なところ。

似たようなものはフランスで買えるけれど、より実用的な設計は、目を見張るものばかり。

そして、そこであぐらをかかずに、新製品を生み出すところ。スゴイよね✨👏✨👏✨👏✨👏✨👏✨

各企業の飽くなき挑戦に今後も目が離せない👀

痒いところに手が届くモノばかりを厳選して購入して来ました。うれしーーーー♡♡♡

 

最後に、わたしの長年の夢「流しそうめん」を叶えてくれたKさん、ありがとう😊🫶
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日本サイコー‼️

会えたみんなもサイコー‼️

 

人生のテーマ、見つかる!

こんにちは。

 

気が付けば、もう晩夏。

今年はヨーロッパ全体が猛暑になっていますが、フランスだけはそうでもなく、気温は例年かそれ以下で経過しています。

ヨーロッパの気温を地図を見ると、暑さを示す色がフランスが白ですが、周辺諸国は赤を通り過ぎて、赤黒い色で埋め尽くされています。

 

日本、今年も暑そうですね🥵💦

少し前までは私もアノ暑さに参ってた身なので、気の毒でならないです。。。

 

さて、リヨンに住んで早2年が経ちました。

まだまだお客さん気分。

フランス語はまだまだまだまだ。

秋くらいから、フランス語の個人レッスンを受けようかと思い、そろそろ講師を探そうかな。そうでもしないと、このカタコトから脱却できない。

 

さて、タイトルの通り、人生のテーマの1つが見つかったことをここに報告いたします。

 

そのきっかけは4月に行ったイギリス旅行。

イギリスの北西にある「湖水地方」へ行ったときのこと。

子連れの旅行は、「子供ファースト」に取り組まないと、

「疲れた」

「つまらない」

挙句の果てに「帰りたい」

とか言われて、親はイライラ必至。

(子供の年齢やうちの場合は、です。)

そのため、「思えば遠くへ来たもんだ」な場所に行っても、公園巡りが第1選択肢。

もちろん、親(大人)が行きたい・見たい場所にも行きますが、ダラダラぶらぶらしてると上記の3大「滅入っちゃうワード」を言われかねないので、緩急つけてさっさと観光します。

 

で、スゴかったんたですよ!

「遊具のクオリティ」が!

 

それも、ロンドンとかの大都市ではなく、観光地とは言え、けっこう田舎でたまたま見つけた公園に、

大人の私が遊んでも、「楽しすぎて声が出なくなる」くらいの遊具を発見👀✨

それがコレ!

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シーソーと空中ブランコ、って感じです。

で、360度回転できる!

(写真撮り損ねたけど、このデザインの4人乗りのがあって、それも最高に楽しい👍)


やコレら!
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体験してみないと分かりづらいと思うけど、今まで日本とフランスで見て遊んできた遊具とはちょっと違うし、

地元の中学生くらいの子達も普通に遊んでいたから、大袈裟に言えば老若男女問わず遊べる設計なのかもしれない🤔

 

で、冒頭の新しく見つけた人生のテーマの1つに、

「世界で1番楽しい公園・遊具を見つける」

です。

今まで見過ごしてきたけど、遊具の種類やデザインは多種多様。

それは、子供といることで気付けたこと!

 

実は既に世界の公園をリポートされているブロガーを発見したのですが、

わたしは私の視点で勝手に世界一を探して決めたいと思います。

 

ちなみに、今休暇で来ているフィンランドの遊具は、こんなの。


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(⬆この2人乗りブランコはスイスのジュネーヴでも見た)

 

エストニアはこんなの。

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日本の公園もたくさん巡って、秀逸な公園や遊具はいっぱいあったけど、

暫定1位はイギリスのあの遊具たちです。

 

おまけで、イギリス湖水地方の私の大好きな「芝」写真も是非お見せしたい✨


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芝と海と町の組み合わせって、私には初めてでした。

芝の緑の美しさに感動するなんて、歳を重ねるっていいことだなぁ。。。

 

次回はフィンランド旅行記を!🇫🇮

よく幸福度世界一って言われる国ですが、

私の考察も含めてお伝えします☺️✨

パリオリンピック行ってきたよ📣🇯🇵🇫🇷🗼

こんにちはー!

お久しぶりです😊

 

今、まさにパリでオリンピックが開催されていますね🇫🇷

日本に住んでいた時、だいたい開催国との時差のために開会式をみる機会がなかったのですが、今回は人生で初めてちゃんと初めから終わりまで(だいたい)観ることができました👀✨

賛否両論あったようですが、フランス独特の「芸術性」や「創造性」が高い内容だったなぁ、という印象です!

でも、長いよね。長すぎだよね。

 

オリンピックが始まる前に夫が、

「日本のオリンピックの試合放送は、日本選手の試合しか放映しないよね、フランスは自国選手じゃなくても、色んな試合をテレビで観られる」

って、ずっとイヤミを言われてきたけど、

いざフタを開けたら

「何言ってんの?!フランスだって同じじゃん!」

ってくらいフランス人選手の試合しか観られません。

彼曰く、昔はもっとたくさん放映されていたそうな。。。

そのため、日本人選手の活躍は、フランス人選手と対戦しない限り見られないけど、

その反面、今まで見たことがなかった競技を見たり知ることができたのはよかったなぁ。

なんでも一長一短があるものです。

 

さてさて、だいたいの競技はパリもしくはさの郊外で実施されていますが、

「サッカー」だけは(決勝戦以外は)リヨンでも行われ、わたしは2回観戦してきました⚽

 

しかも、男子サッカー準々決勝の日本vsスペイン戦を、前々日に知り、前日にチケットを購入できました。

チケットはいくつか席の種類はあるものの、

最安は「4人以上なら1人15ユーロ」で、前日でもまだ空いていたので、取れました。

(遠すぎず、悪くない席だと思う)

4人未満でも最安で1人30ユーロ。

そんなにバカ高くないんですよねー。

(準決勝からは高くなるっぽい)

 

で、前日に間に合わせだけど、できる限りの応援グッズを作りました-`📢⋆

本当は、ポリエステル系のよく見る国旗の布が欲しかったけど、どこで買えるのか分からず、ひとまず大きめのスーパーへ。

もちろん、布なんて売ってなかったけど、

白い枕カバーでいいんじゃない?ってことで、枕カバーと赤いペン、さらに応援ボード(?)のため、白い画用紙を購入!

 

んで、こんなのを作りました。

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応援ボードの裏側。

裏って何で補強するの??段ボールが最適解なのかな?とりあえずAmazonのレターパックで代用。

枕カバー日の丸と切れ端で作ったハチマキ。白い糸がなくなっちゃって、布端の縫い合わせはセロテープか黒糸で応急処置。

裁縫、でーっきらい!
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やってみて分かった!

日の丸って、つくり手にとって

「本当に簡単でラクだ✨」ということを…

日本の国旗って、他の国々と比べてシンプルすぎて、あんまりカッコイイと思ってなかったけど、なんとゆー時短😳

日の丸が好きになったきっかけになりました😊✨

 

ま、あとはこんなのも買ってみた。


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いざ、試合へ!!


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私、サッカーに全然詳しくないので、

審判のホイッスルの度に、「なに?なに?」

「どっち(の国の)ボール?」

ってアタフタしてました。

でも、いろんな場面で一喜一憂して盛り上がった‼️

子供は予想通りすぐに飽きて、前半から持参したマンガを読んでたよね。

 

で、あわよくばモニターに映りたいなぁ、って思っちゃったのよね。

自作の応援ボード、頑張って作ったのに、映らないと悲しいってさ。

本来の意味とズレてて本末転倒だけど…。

でも、いつ掲げたらいいの??

集中して試合見てる間に掲げるのって、しんどいし。

 

結論:

よくテレビで見かける応援ボードと共に映っているサポーターは、

・タイミングが合って運が良かった

・常に掲げながらも試合を観ている努力家

のどちらである、気がした。

 

わたしは、なんだかんだ観戦中はボードがジャマくさくて、ハーフタイムの時まで持たず。で、案の定映らなかったよね😅😅

 

日本は負けてしまったけど、

日本のサポーターの方々が、良いタイミングで応援歌で日本チームを鼓舞し、諦めずにずっと応援していたこと、

試合後負けて悔しいけど、客席の全方向にお辞儀をしてお礼をする日本代表メンバーを見たのが、この日1番の胸アツの瞬間でした。

 

余談だけど、スタジアムから帰宅する際、駅に向かう小路の脇の草がボーボーで、ビックリしたの。

日本なら、会場付近はぜったい整備してるだろうなぁ、と。

なんてゆーか、日本って見栄っ張りなんだろうね。キレイに見られたいっていうね。

パリは抜かりなく整備されてるのかもしれないし、「今までで1番環境に配慮したオリンピック」を目指すフランスにとって、キレイに見せることは必要ないのかもね。

 

ちなみに2回目に観た女子サッカーの試合は、日本チームではなかったけど、

それぞれの国のサポーターの応援の仕方が興味深かったし、ずーっと見入ってしまうくらい良い試合でした🙆‍♀️

 

パラリンピックも観たかったんだけど、リヨンでは行われないので、ちょっと残念…

 

相対的に日本人のほうが、フランス人よりオリンピックに関心がある人が多い、っていう印象だけど、

いざ試合をテレビでもナマで見ると、誰だってやっぱり盛り上がるんだよね。

一生懸命に闘うひとは、何にも代えがたいほど美しい✨

そして、その選手を支える家族やコーチなどがあってこそ!

 

ではでは、最後までオリンピックを楽しみたいと思います😊

 

わたし、やっとバカンスーーーー😭🤩💖

残暑厳しいですが、皆様も良い夏を☀️🍉🌻🏊

リヨンでおしごと

こんにちは。

ご無沙汰しております。

 

気が付けば、もう春が来ましたね。

リヨンは暖冬で、この冬暖房をつけたのが3,4回くらいだったかな。

フランスのスキー場も雪不足だったみたいだし。

そして春の風物詩といえば、


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「白アスパラガス」と先っぽが紫色の「紫アスパラガス」。

茹でてから、切らずに口に入れる食べ方。

結構繊維が多いから、食べるところは内側だけで少なめだけど、甘くて美味しい。

それはそうと、北海道のホワイトアスパラ、いつか食べてみたい。

 

フランスの「Japon推し」は、あちらこちらで色々目にしたり耳にしています。

漫画の売り上げが、日本に次いでフランスは2位、ということは前から知っていましたが、

生活範囲に落とし込まれてるのを目の当たりにすると、どうしても写真を撮りたくなってしまいます。

近所のちょっと大きめスーパーにて。


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囲んだところがマンガ棚。

NARUTO、onepiece、ドラゴンボールの「世界レベル」の王道と、私が知らないマンガが混在。

漫画好きのフランス人の同僚のベスト3は

「キングダム」「ワンピース」「スラムダンク」と。まぁ、そりゃそうだわよ。

で、「少年マンガ=Shonen」「少女マンガ=Shoujo」とそのまま翻訳されているらしく、

「○○(私)はShoujoをよく読むの?」

と聞かれて笑っちゃった。

 

図書館にも、そりゃもうたーくさんマンガが置いてあります。

 

ちなみに「MANGA」の発音は「マンギャ」です。

フランス語で「R」は「はひふへほ」音で発音します。(もちろん、カタカナで書くと!です。正しい音ではないです。)

そのため、

最近子供と観た「となりのトトロ(Totoro)」も「トトホ」です。

「ドラえもん」だって、「ドハえもん」。

子供がトトホって言うと、なんかちょっぴり切ないね。

 

さて、今日は書こう書こうと思っていたお仕事について。

私はリヨンで働いて1年が経ちました。

私の職場は、所謂「ホワイト企業」で、今までの人生の中で、群を抜いて良い会社だと思います。

日本の会社でテッパンの「報・連・相」も

しっかりしていて、設備投資も抜かりなく、働くシステムがよく出来ています。

フランスに来て、これは本当に幸運なことだと思っています、えへへ。

 

フランスの雇用形態は、日本のように複雑ではありません。

・CDD(期限付き雇用契約)か、

・CDI(無期限雇用契約)かです。

他にも、

派遣社員、インターンシップ、働きながら学校に通う制度もありますが、上記2つのどちらかが一般的です。

私の場合、入社してから2ヶ月試用期間を経て、問題がなかったためCDI(無期限)で契約しました。(この流れは、けっこうよくあるんだと思う)

 

フランスは、一般的に

週35時間(7時間×週5日)がフルタイム、

最大39時間まで働けます。

私の場合は、週4回勤務にしているため週30時間の契約です。(7.5時間×4日)

 

フランスにも最低賃金はあります。

2024年1月1日現在、時給は11.65ユーロです。(額面)

ここから税金が引かれるので、

手取りは約9ユーロとなります。

税率は20%ちょいです。(所得にもよります)

例)額面1000ユーロ⇒手取り約770ユーロ

って、移民局の市民講座で習いました。

 

現在の日本円で換算したら、そりゃフランスのほうが賃金は高くなりますが、

こちらの物価を考慮すると、それほど「給料が高い」とは私は思えません。

日本とあまり大差はないような気がします。

ただし、最低賃金は毎年微々たるものですが、上昇しています。

数年後には12ユーロくらいになるのかもなぁ。

 

フランスで働いていて驚いたこと🇫🇷

・フランス人も時間通りに出勤する!

コレ、本当に私の偏見でしたが、フランスの方って、ゆるーく働いてるイメージだったので、10分前から仕事を始めたりする人を見ると、「おぉ、キミもか!」ってなりました。

フランスの方、誤解しててごめんなさい。

 

・給料の締め日が早すぎる!

日本って、だいたい締め日から半月後が給料日のところが多いと思いますが、

私の職場は、締め日のほぼ翌日。

フランスで働く友人の場合、

その月の中旬が給料日って言ってました😳💥

例えば、1/1から1/31の1ヶ月間働く給料日が、「1/15」ってことです。

もし、1/15~31の間に休んでしまったら、翌月の給料から差し引かれるとのこと。

 

・有給休暇は1年目でも年25日。

年25日だから、毎月約2日ずつ有給休暇が付与されていきます。(会社による)

会社によっては、就いて1年目は有給を使っちゃいけないところもあるそうだけど、

今の社長は「どうぞ、どうぞ!」って感じで、入社9ヶ月目で、一時帰国の3週間お休みを取りました。

 

・交通費は半額自己負担

日本の交通費全額会社負担、アレはかなり優遇されているんです。

 

てなわけで、

まだ読んでくれる人、いたらいいなぁ。。。

今、仕事以外にボランティアもやっていて、もう毎日「いまを生きる」生活。

 

ブログに書きたいことは山ほどあるので、

細々とでも続けて行きたいと思っています。

 

それでは、良い春を〜🌸🌸🌸

耳にもう少し気を使って頂けますか?

Bonne année!

 

あっとゆーまにクリスマス、そして

2023年も終わり、新年がやって来ました。

元旦に届いた能登半島の地震のニュース。

まさか元旦に地震や津波なんて。。。

被災された方々にはお見舞い申し上げます。

 

そんな中、何にも得にもならない発言をすることをお許しください…。

 

まずは、日本のアレが大人気だったよ!のハナシ。

夫の家族のクリスマスは、

イヴの夜にフィンガーフードをつまんで、

クリスマスの昼から夜にかけてご馳走を食べて飲むって感じです。

このフィンガーフードが結構重めで、

とにかく箸休めが欲しかったという去年の教訓を生かし、

2023年にわたしが用意したメニューは、

・素麺「揖保乃糸」を小さいカップに入れ、めんつゆとともに。

・スティック野菜を食べたいがためのバーニャカウダ。

の2品。
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そしたら、そうめんの売れ行き絶好調🌈

みんなにすごく褒められました!

バーニャカウダも売れてたけど、野菜スティックのみポリポリ食べてる人も結構いました。

そうめんはイケる!ってことが分かったとと同時に、フランス人も案外箸休めを求めていたことが判明。

 

今年は枝豆とモロきゅうかな…🤔💭

 

さてさて、今回お伝えしたいのが、フランスの美容院について。

 

元々私は、髪型や髪色にあまりこだわりがなく、そして美容院に極力行きたくないので、

日本にいるときは美容院に年に2回行けば、十分でした。

(ハネても目立たないパーマばっかりかけてました。)

なので、美容室や美容師にこだわりもないため、近所で予定が合って、なおかつ経済的なところを探し、美容院を渡り歩く美容院hopperでした。

 

なので、いろんな美容院に行きましたが、

率直に言って「美容師の上手い、下手が分からない」です。

つまり、みなさんとても上手だと思います。

 

フランスに来てから3軒美容院へ行きました。

こっちにも、多数の美容院の予約サイトみたいなのがあって、

例えば朝早い時間や前日は、割引きがあったり。

「下手な美容師なんて存在しない」の考えがあるので、近所で安いとこを探してました。

 

細かいオーダーをフランス語で伝えられないため、毎回写真を持って、見せて切ってもらうだけなので、コミュニケーションにはあまり不安は感じませんでした。

 

でね、手順やカットやカラーの仕方は日本と大差ないと感じましたが、

シャンプーの時に大きな違いが。

湯加減や痒いところの確認なんてものはないけど(あったかもしれないけど、聞き取れてない)、そこじゃなくて、

耳にジャバジャバとシャワーがかかり!!

耳への配慮ゼロで、ただひたすらに濡れている。

慣れてないから、ゾワゾワーっと全身鳥肌が立ってしまった。

 

もちろん、シャンプー後はタオルで耳をしっかり拭いてくれたけどね。

 

なんか日本の美容師さんって、耳に1滴も水をかけちゃいけないっていう強い使命が感じられました。

そして、耳が濡れないことの心地良さ。

当たり前だと思ってた行為が、気遣いで散りばめられていたことを知ったそんな日。

 

この「耳ジャブジャブ」は何回経験しても慣れないだろうなー。

 

そして、私の経験上の例にモレず、リヨンの美容師さん達もとても上手に仕上げて下さいました😊👏

 

《あとがき》
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1月8日現在、町のあちこちで

クリスマスツリー用のモミの木捨て場を見かけます。

習慣や文化だけど、

クリスマス前にちゃんとモミの木を買って、持って帰って、飾って、捨てに行く、

の一連の行動、ホントに尊敬します✨

それを言ったら日本のしめ飾りやおせち料理もなんだけど。

 

今年が良い年になりますように☆。.:*・゜

 

はじめての一時帰国🇯🇵

こんにちは。

 

先日、約1年半ぶりに日本に帰って来ました。

子供の学校の秋休みを利用して、夫家族と一緒に来日。

お天気にも恵まれ、とても良い時間を過ごせました。

時間の都合上、会えなかった友人もいましたが、家族や友人との久々の再会は、

本当に有意義でした。

この場を借りてお礼を言います、ありがとう♡♡

 

たった1年半しか離れていない日本でも、

たくさん思うことがありました。

そこで、今回は逆カルチャーショック(Reverse culture-shock)について書いていきます。

 

まずは物価高!!

ネットニュースでは「値上げ」の文字をよく見ましたが、本当だったんだなぁ😳

まずは、コンビニおにぎりの低価格優等生の「ツナマヨ」が150円くらいになってて、

一瞬見間違えたのかな、って思っちゃった。

でも、今まであまり値上げをしなかっただけで、必然っちゃあ必然なんだよね。

 

そして、日本のご飯の美味いこと🤤

まぁ、これは言うまでもないけど、

外食の選択肢が多すぎて、しかもハズレなしの抽選会のように、どこに行っても全部美味しくて、

そりぁもう嬉しい悲鳴よ♡

 

そして日本では、もう一生公共のゴミ箱を見ることは無いのでしょうか……

フランスは、やたらゴミ箱が多くて、助かってるんだよね。

ゴミ箱設置の再開は議論されているのでしょうか?

 

あとは、

歩道を走る自転車が恐ろしすぎる!

コレは以前の私に言ってやりたいことなんですが、

混んでる歩道を向こう側から走ってくる自転車は、まさに敵陣から向かってくる敵兵にしか思えない。

小さい子供がいると、尚更恐ろしさを増す。

 

大行列にビビる!

ただ、何かに並んでる人たちなんだろうけど、

「なに?なに?なんなの?コレ?」

ってなりました。

もちろん東京の人口はリヨンのそれと比べ物になりませんが、

フランスで人が大勢集まるって、

「デモ」しか見たことなくて。

 

日本でどうしても食べたかったモノ。。。
それは、ソーセージ!!
フランスのソーセージは、魚肉ソーセージみたいな、超加工してあるソーセージか、
肉屋が本気出して作ったソーセージ(太いのもあり)の2択のみで、
所謂あの2袋で1つの日本のスーパーで手軽に買えるあの!ソーセージはないのですよ。
あの、皮パリ中プリ肉汁ぶわーのソーセージが食べたくて食べたくて。
なかなか自炊する機会がなく、
残り2日を残すのみとなった夜、切望していたソーセージを一気食い!
ケチャップとか要らない。
もうアレだけで、贅沢な1品。
フランスで買えたらいいのになー。

 

まぁ、他にも納豆、ところてん、とろろソバ、冷奴、串カツなど日本ならではの食べ物を堪能したかったのですが、

残念かな、時間切れ……
でも、なんとか「もずくとめかぶ」は、

3パック一気食いして心がとても満たされた。
それにしても、
1パックがあんな小さかったっけ?

ツルンってやったら、1口でいけるんじゃない??

 

日本の店員さんはみんなとーっても親切で、怖い人は皆無ですが、
フランスより「ニコッ」ってする人が、少ない印象でした。

かく言う私も、今まで店員さんの顔(というか目)を見ていただろうか?

そんな小さなコミュニケーションよりも、

早く買い物を終わらせたかった自分に気付きました。

何をそんなに焦っていたのか?

なんであんなに心の余裕がなかったのかしらね。

フランスって、お店に入ったらひとまず店員と「Bonjour言ってニコッ」が暗黙のルールになっている気がする。

買い物や他人とのアイコンタクト+ニコッは、

この1年半で自然と身に付きました。

 

あとは、私のスケジューリングがとにかくキツキツだったのが、今回の大きな反省点。
せっかくの日本での貴重な時間を、大好きな人たちに会いたいと思って予定を入れてたら、
ずっと楽しみにしていた
「1人カラオケ」の時間を割けず…(笑)

なんだかんだでゆっくりスーパーに行く時間がないことを想定し、私の家族に事前に買い物リストを渡して、買っといてもらったんだよね、
それでも、もっと買いたいものあったなぁ、、、
新作のお菓子や飲み物、チェックしたかったし。。。

スーツケースの空き容量がイマイチ分からず、買う量を控えてしまったのよ。

それと、カワイイものや便利なものが、あちこちに溢れていて、もっと色んな国の人に教えてあげたい、と心底思いました。

 

夫家族も、楽しんでいたので何よりだよね。

 

あと、今回の滞在はSIMカードじゃなくて、ポケットwifiのレンタルにしたから、

電話番号がなくてPayPay使えず……残念💦

でも、クレジットカードの非接触決済がこの1年ですごく増えたんじゃない?よかね。

 

そんな訳で、日本サイコー🇯🇵

それに尽きる♡

離れてわかる、その尊さよ。