ボンジュー!
明日から2週間のバカンスがまた始まります。
前回のバカンスから6週間。
子供も少しずつフランス語を話し始めています。
今回はフランスとは関係ないのですが、
ちょっとした私の体験談とその気付きを書いていきます。
今年リヨンに引っ越してきた最初の2ヶ月半は、手の掛かる子供と四六時中一緒にいました。
また、ちょうどその頃コロナの規制が解除された時も相まって、
毎週末、夫の実家に3~5泊する生活でした。
とにかく、毎週荷造りをしていました。
そして、子供がなかなかフランスの食事に馴染めず(今もだけど)、毎回お米やらふりかけや、調味料を荷物に入れてました。
(今振り返れば、毎回荷物を置かせてもらえば良かった、ってゆうね…)
自宅に帰って来てからも、
子供に「行ったことのない公園に行きたい」
と毎回所望され、
まだ全く土地勘がないのに、いつも公園を探す日々でした。
その間ずっと、フランス語が話せないため、買い物などいつもドキドキしていました。
(今も…)
やっと自由になれる時間ができると、
9月からの子供の登校を待ち侘びていました。
いざ学校が始まり、やっと自分の時間を満喫しようとした矢先、
「ずっと横になってないとしんどい」
という症状に見舞われました。
睡眠も食事も普段通り摂れていたのですが、
もうとにかく横になっていたい。
そんな経験を今までしたことがなかったので、
「あれれ、私どうなっちゃうんだろう」
「心の不調っていつ治るんだろう」
という不安と焦燥感がとても強かったです。
ただ、その少し前に寛解していた蕁麻疹が再発したので、身体の不調のサインは既に出ていました。
きっと引越し前からそこに至るまでのストレスが蓄積されていたのでしょう。
そういう時って、何にもしたくない。
でもなんかしなきゃ!、と気持ちが焦るので、
とりあえず寝ながら出来ることを考え、
携帯版のマンガを読むことにしました。
でも、寝ながら読むのって疲れちゃう。
そして私のストレス解消方法を思いあぐねました。
「新しいことをする気力なんて全くない、
じゃあ昔やってたことはなんだろう」
でまず辿り着いたのが、なんの捻りもない
音楽を聴くってことです。
それも、懐かしい泣ける曲を聴いて、とにかく泣く!そして、歌う!!
涙活、効きました〜🎶
そして、
長年 書道をやっていたことを思い出し、
書道セットは持っていないので、硬筆(ペン字)をやってみました。
そしたら、思いのほかとても熱中でき、座っている時間を増やせました。
少しずつですが、徐々に横になる時間が減っていきました。
そして、小さい時から自転車に乗ることが大好きだったことを思い出し、
荒療治だと分かりつつも、子供が学校に行っている時間帯に、自転車で近所をブラブラしてみました。
これが想像以上に、気持ちよくて…
そして、気付いたんです。
子供の将来のために親が与えてくれた習い事は、
その後大きくなった後も、心の拠り所になるってことを!
「子供の将来」って、たかだか20才くらいと捉えていましたが、そんな短いもんじゃあ
ないんだねー。
そして、子供の頃に好きだったことが、
大人になってもそのまま好きでいるかは分からないけど、
心のザワザワを紛らせてくれる時間になるのでは?
という良い気付きをもたらしてくれました。
だからと言って、子供にたくさん習い事をさせればいいかって言ったら、
そういうことでもないのかな。
よく、仕事一筋の人が定年退職後、何をしたらいいか分からないって聞きますが、
子供の頃を振り返ってみれば、
案外「心が気持ちいい」何かを見つけられそう♪♪
そして、約1ヶ月くらいで
ベッドでゴロゴロなしの生活に戻りました。
これからは、適度なガス抜きと共に、
「あんまり無理しない」をモットーに
この生活をやって行こう🙋💓
次回は一大イベント「Nöel(クリスマス)」を
お届けします!
ちなみに、この時期多くのフランス人は、
生牡蠣を食べます🦪🦪
白ワインとともに🎶
土曜日の朝、午前10時頃
近所のレストランで、生ガキ&白ワインを楽しむ大人を数組見かけました。
朝ごはんに生ガキなんだね〜。
私も混ざりたかったヨネ… いいなぁ…